特許
J-GLOBAL ID:200903014113462660
磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-099818
公開番号(公開出願番号):特開平6-306474
出願日: 1993年04月26日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 本発明は電気機器の鉄心に用いられる一方向性電磁鋼板の磁気特性を向上することを目的とする。【構成】 C,Si,酸可溶性Al:0.015〜0.080%、N:0.0130%以下、S+0.405Se:0.0020%以下、Mn:0.03%以下を含有するスラブを1280°C未満の温度で加熱し、熱延を行い、引き続き通常の工程で一方向性電磁鋼板を製造する方法において、脱炭焼鈍完了後、最終仕上焼鈍開始までの一次再結晶粒径を制御し、熱延後、最終仕上焼鈍の二次再結晶開始までの間に鋼板に所定量の窒化処理を施し、最終仕上焼鈍の昇温過程の焼鈍雰囲気の窒素分圧を制御することを特徴とし、さらには、鋼中にSnを添加することを特徴とする。
請求項(抜粋):
重量比でC :0.025〜0.075%、Si:2.2〜5.0%、酸可溶性Al:0.015〜0.080%、N :0.0130%以下、S+0.405Se:0.0020%以下、Mn:0.03%以下残部がFe及び不可避不純物からなるスラブを1280°C未満の温度で加熱し、熱延を行い、引き続き必要に応じて熱延板焼鈍を行い、次いで圧下率80%以上の最終冷延を含み必要に応じて中間焼鈍を挟む1回以上の冷延を行い、次いで脱炭焼鈍、最終仕上焼鈍を施して一方向性電磁鋼板を製造する方法において、スラブにおいて、Mn/(S+0.405Se)≧3とし、脱炭焼鈍完了後、最終仕上焼鈍開始までの一次再結晶粒の平均粒径を18〜35μmとし、熱延後、最終仕上焼鈍の二次再結晶開始までの間に鋼板に0.0010重量%以上の窒素吸収を行わせる窒化処理を施し、最終仕上焼鈍の昇温過程における鋼板の温度が900〜1150°Cの範囲において、焼鈍雰囲気の窒素分圧を1%以上とすることを特徴とする磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 8/12
, C21D 9/46
, C22C 38/00 303
, C22C 38/60
, C23C 8/26
, H01F 1/16
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