特許
J-GLOBAL ID:200903014115935476

水素製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-055862
公開番号(公開出願番号):特開平6-263402
出願日: 1993年03月16日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 高純度の水素を低い反応温度で得ることができる工業的規模の水素製造装置の提供。【構成】 ?@ 底部を閉じた直立最外筒と、その内側に外筒、中筒及び内筒と、垂下式燃焼バーナとを備え、?A 内筒と外筒とは下部端縁同士が連結して閉じた環状底部を形成し、最外筒と外筒とが画成する第1環状空間部と内筒内側の内筒中空部とは底部で連通し、外筒と中筒とが画成する第2環状空間部と中筒と内筒とが画成する第3環状空間部とは底部で連通し、?B 触媒層には水素透過性の金属膜を無機多孔層上に有する多数の水素透過管、更に下端が開放されたスイープガス管が水素透過管内に配設され、?C 第2環状空間部上部から原料ガスを導入して流下させ、底部から第3環状空間部の触媒層に流入させて高温下で水素に転化し、生成した水素を水素透過管を透過させて選択的に分離、収集し、水素透過管とスイープガス管との間に形成された環状部上部から導入したスイープガスに透過水素を同伴させてスイープガス管を経由してその上部からスイープガスと共に流出させる。
請求項(抜粋):
選択的な水素透過性の仕切り壁を透過させて水蒸気改質反応により生成した水素を分離、収集するようにした水素製造装置において、?@ 底部を閉じた直立最外筒と、その内側に直立して順次多重配設された外筒、中筒及び内筒と、並びに内筒の天井壁に配設された垂下式燃焼バーナとを備えてなり、?A 内筒と外筒とは下部端縁同士が連結して閉じた環状底部を形成し、最外筒と外筒とが画成する第1環状空間部と内筒内側の内筒中空部とはそれぞれの底部で連通し、更に外筒と中筒とが画成する第2環状空間部と中筒と内筒とが画成する第3環状空間部とはそれぞれの底部で連通するようにしてなり、?B 第3環状空間部には改質触媒を充填した触媒層が形成され、その触媒層には水素透過性の金属膜を無機多孔層上に有する多数の水素透過管が第3環状空間部の周方向に沿ってほぼ垂直に配置され、更に下端が開放されたスイープガス管が水素透過管内に配設されてなり、?C 第2環状空間部の上部から原料ガスを導入して流下させ、続いて底部から第3環状空間部の改質触媒層に流入させて高温下で水素に転化し、生成した水素を水素透過管を透過させて選択的に分離、収集し、水素透過管とスイープガス管との間に形成された環状部上部から導入したスイープガスに透過水素を同伴させてスイープガス管を経由してその上部からスイープガスと共に流出させるようにしてなることを特徴とする水素製造装置。
IPC (6件):
C01B 3/38 ,  B01D 53/22 ,  B01D 71/02 500 ,  B01J 8/06 301 ,  C01B 3/32 ,  C01B 3/50

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