特許
J-GLOBAL ID:200903014116280716

溶接ガン位置補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河内 潤二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-124660
公開番号(公開出願番号):特開平6-312274
出願日: 1993年04月30日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 加圧点の変位によって生じる溶接対象物の変形を最小に抑え、かつ、電極間隔を最適に保ち、開閉時間の増加によるサイクルタイム増加を防げるような、そして好ましくは電極の消耗量を確認し、電極の交換時期を直接的に管理できるような溶接ガン位置補正方法を提供。【構成】 平均摩耗量Savを次回の溶接以降使用して、ロボット1を電極6の動作方向に対し逆に、位置をシフトさせる。即ちC形ガンを平均摩耗量Savだけ持ち上げる(図2・f)。また、サーボモータ3により移動される電極6の指令位置は動作方向に対し正に、平均摩耗量Savだけシフトさせる(図2・f)。これにより、電極6、7が消耗した場合にも、開放時に摩耗量がない状態と同様な設定電極間隔Lを保つことができる(図2・f)。また、閉鎖時に、電極7の先端位置を同じ位置に保てる(図2・g)。
請求項(抜粋):
位置検出器を有するサーボモータ等の駆動源により一方の電極を動作させ対となる他方の電極とで溶接対象物を鋏み加圧保持するC形溶接ガン、X形溶接ガン等の2個の対となる電極を有する溶接ガンを使用し、溶接作業時に前記電極が摩耗したとき平均摩耗量Savを次回の溶接以降使用して、前記溶接ガンを支持するロボットを前記一方の電極の動作方向に対し逆方向に前記平均摩耗量Savだけ位置をシフトさせ、即ち溶接ガンを平均摩耗量Savだけ持ち上げ、かつ前記サーボモータ等の駆動源により移動される前記一方の電極電極の指令位置は動作方向に対し平均摩耗量Savだけシフトさせ、これにより前記2個の対となる電極が消耗した場合にも、開放時に摩耗量がない状態と同様な設定電極間隔を保ち、又閉鎖時に、前記2個の対となる電極の先端位置を同じ位置に保てるようにしたことを特徴とする溶接ガン位置補正方法。
IPC (4件):
B23K 11/11 590 ,  B23K 11/11 550 ,  B23K 11/24 336 ,  B23K 11/24 340
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-192485
  • 特開平1-192485

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