特許
J-GLOBAL ID:200903014132398646

AlN系セラミックスコーティングの形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-023198
公開番号(公開出願番号):特開平6-093468
出願日: 1992年01月13日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 耐火・耐熱性,熱伝導性,電気絶縁性等に優れたAlN系セラミックスコーティングを、Alリッチな層を介して鋼製基体に接合する。【構成】 表面層のAlN含有量が90重量%以上、裏面層のAl含有量が90重量%以上で、表面層から裏面層に向けた厚み方向に関してAl含有量が傾斜的に増加しているAl-AlN系焼結体を鋼製基体の表面に重ね、加熱する。或いは、コーティングの表面層形成層から裏面層形成層にかけて段階的にAlN含有比率が少なくなるように、異なる混合比率で配合したAl-AlN超微粉末及びAl金属粉末の粉末混合物を鋼製基体の表面に多層状に積み重ね、窒素雰囲気中で加熱焼結して鋼製基体に一体化させる。【効果】 コーティング層の表層側は、AlNの特性を活かした機能層として使用される。裏面側はAlリッチなことからFeとの間に拡散接合反応を生じ、十分な密着性をもったコーティング層が形成される。
請求項(抜粋):
表面層のAlN含有量が90重量%以上、裏面層のAl含有量が90重量%以上で、表面層から裏面層に向けた厚み方向に関してAl含有量が傾斜的に増加しているAl-AlN系複合材料の前記裏面層を、鋼製基体に加熱接合することを特徴とするAlN系セラミックスコーティングの形成方法。

前のページに戻る