特許
J-GLOBAL ID:200903014143373114

溶融亜鉛系めっき鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-330997
公開番号(公開出願番号):特開平9-143662
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 通常の工程で得られる熱延鋼板を素材として酸洗工程を経ることなく製造でき、且つ良好なめっき密着性を有すること【解決手段】 地鉄表面にスケール層を有し、このスケール層の上層に亜鉛系めっき層を有する溶融亜鉛系めっき鋼板であって、スケール層には少なくとも、(a) クラック内にめっき金属が充填され、少なくともこのクラック内の充填めっき金属層が前記亜鉛系めっき層に接している状態、(b) クラックの内側にスケールが還元されて生成したFe層および/またはこのFe層がめっき金属と反応して生成した合金層が形成され、少なくともこのFe層および/または合金層が前記亜鉛めっき系層に接している状態、の各条件うちのいずれかを満足するクラックがスケール層表面の合計長さで500cm/cm2以上形成されている。
請求項(抜粋):
地鉄表面にスケール層を有し、該スケール層の上層に亜鉛系めっき層を有する溶融亜鉛系めっき鋼板であって、前記スケール層には、少なくとも下記(a1)、(b1)の条件うちのいずれかを満足するクラックが、スケール層表面の合計長さで500cm/cm2以上形成されていることを特徴とする溶融亜鉛系めっき鋼板。(a1) クラック内に亜鉛系めっき金属が充填され、少なくとも該クラック内の充填めっき金属層が前記亜鉛系めっき層に接している。(b1) クラックの内側にスケールが還元されて生成したFe層および/または該Fe層が亜鉛系めっき金属と反応して生成した合金層が形成され、少なくとも該Fe層および/または合金層が前記亜鉛系めっき層に接している。
IPC (2件):
C23C 2/06 ,  C21D 9/46
FI (2件):
C23C 2/06 ,  C21D 9/46 V

前のページに戻る