特許
J-GLOBAL ID:200903014154015805

開発工期短縮支援装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-068098
公開番号(公開出願番号):特開2004-280249
出願日: 2003年03月13日
公開日(公表日): 2004年10月07日
要約:
【課題】大規模な開発プロジェクトのプロセス計画作業を効率的にする。【解決手段】矩形領域D内に存在する依存成分(:xij=1)の数Nを用いて定義される評価関数f(X,D)=min(L1 ,L2 )/Nが略最大となる代表矩形領域D0 (網かけ部分)を探索する。長方形内に依存成分が存在しない場合、長方形の辺の長さL1 ,L2 の内の短い方は、並列化できる作業の数に相当する。また、一般に、作業を並列化するために各開発工程間の依存関係を変更すると、製品や部品の品質等が落ちることが多いため、依存関係の変化をなるべく少なくして、各開発工程間の並列化を図ることが望ましい。したがって、分母(=N)は小さいほど良い。代表矩形領域D0 には、開発工程間の並列化を図る上で解消されることが望ましいと思われる次式(8)の依存関係が含まれている。x14,9 =1,x14,13 =1 ...(8)【選択図】 図10
請求項(抜粋):
製品又は部品を開発する際のm個の開発工程の実行順序に係わる改善案を提案することにより、開発工期の短縮に関する検討作業を支援する支援装置であって、 m個の前記開発工程の各工程間の相互的な各依存関係を網羅的に表す、各行列成分xij(1≦i≦m,1≦j≦m)がそれぞれ全て与えられたm行m列の設計構造行列Xに基づいて、 前記設計構造行列Xの主対角線の下方に位置する三角領域{xij|i>j}内に存在する高さL1 (≧1)の長方領域C={xij|I≦i≦I+L1 -1,J≦j≦J+L2 -1,∀xji=0}を含み、前記長方領域Cと左側の1辺が一致し、かつ、j=i-1を満たす成分xijを1つだけ有する矩形領域Dを確定する矩形領域確定手段と、 所定の探索時間内又は所定の探索範囲内で探索し得る、複数の前記矩形領域Dの部分集合の中から、所定の評価関数f(X,D)の関数値が略最大又は略最小となる代表矩形領域D0 を探索する代表矩形領域探索手段と、 前記代表矩形領域D0 内に存在する前記行列成分xijが表す各開発工程間の依存関係を指摘することにより、それらの各開発工程間の依存関係を解消することを前記改善案として提案する解消依存関係指摘手段と を有する ことを特徴とする開発工期短縮支援装置。
IPC (4件):
G06F9/44 ,  G06F17/16 ,  G06F17/50 ,  G06F17/60
FI (5件):
G06F9/06 620J ,  G06F17/16 K ,  G06F17/50 604Z ,  G06F17/60 106 ,  G06F17/60 164
Fターム (5件):
5B046AA00 ,  5B046DA01 ,  5B056BB36 ,  5B056BB42 ,  5B076EC09

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