特許
J-GLOBAL ID:200903014156109696

能動的防振用加振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-157503
公開番号(公開出願番号):特開平11-351322
出願日: 1998年06月05日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 振動部材に対して能動的な防振効果を発揮し得る、新規な構造の加振器を提供すること。【解決手段】 軸部材12と外筒部材14を、軸方向に相対変位可能に、ゴム弾性体等によって弾性連結することなく独立配置する。そして、軸部材12と外筒部材14の何れか一方の側には、永久磁石26により磁極が与えられた複数の第一の磁極部16を形成する一方、軸部材12と外筒部材14の何れか他方の側には、コイルへ42の通電で磁極が与えられる複数の第二の磁極部18を形成し、それら第一の磁極部16と第二の磁極部18を軸直角方向で対向位置せしめる。以て、それら第一の磁極部16と第二の磁極部18の磁気作用に基づき、コイル42への非通電状態下で、軸部材12と外筒部材14に対して中立位置への保持力を及ぼすと共に、コイル42への通電により、軸部材12と外筒部材14に対して軸方向の相対変位力を及ぼし、かかる相対変位力を加振力として取り出すようにした。
請求項(抜粋):
軸部材と、該軸部材の外方に離間して、該軸部材に対して軸方向に相対変位可能に独立配置された外筒部材と、それら軸部材と外筒部材の何れか一方の側に固定的に配設されて、永久磁石によって磁極が与えられた複数の第一の磁極部と、それら軸部材と外筒部材の何れか他方の側に固定的に配設されて、コイルへの通電によって磁極が与えられる複数の第二の磁極部とを、設け、前記第一の磁極部と第二の磁極部を、軸直角方向で対向するように、且つ軸方向で相互にずらせて位置せしめることにより、該第一の磁極部と該第二の磁極部の磁気作用に基づいて、前記コイルへの非通電状態下で前記軸部材と前記外筒部材に対して軸方向の相対的な復元力が及ぼされる中立位置を与えると共に、該コイルへの通電により該軸部材と該外筒部材に対して軸方向の相対変位力を及ぼし得るようにしたことを特徴とする能動的防振用加振器。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-321854
  • 特開昭61-106058

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