特許
J-GLOBAL ID:200903014158115251

スチレン系透明シートおよびフィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-223984
公開番号(公開出願番号):特開平9-066554
出願日: 1995年08月31日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】スチレン系重合体樹脂とスチレン-ブタジエンブロック共重合体樹脂の混合物を原料に用いたスチレン系透明シート及びフィルムにおける、耐衝撃強度の低下を改善する。【解決手段】(A)スチレン系重合体24〜44wt%、(B)ビニル芳香族化合物の含有量が15〜50wt%の線状ブロック共重合体0〜15wt%と、(C)ビニル芳香族化合物の含有量が65〜75wt%の枝別れブロック共重合体50〜76wt%を混合して成る樹脂組成物を、Tダイキャスト法によりシート若しくはフィルム状に押し出し後、押し出し方向と直角方向に115〜125°Cで1.6〜3.0倍一軸延伸するスチレン系樹脂シート及びフィルムの製造方法。
請求項(抜粋):
(A)スチレン系重合体24〜44wt%、(B)ビニル芳香族化合物の含有量が15〜50wt%の一般式(A-B)nまたは(A-B)n-A(ただし、Aはビニル芳香族化合物重合体ブロックを、Bは共役ジオレフィン重合体ブロックを、nは(A-B)共重合体ブロックの繰り返し単位を表し、少なくとも1以上の整数である。)で示される線状ブロック共重合体0〜15wt%と、(C)ビニル芳香族化合物の含有量が65〜75wt%の一般式(A-B)xY(ただし、Aはビニル芳香族化合物重合体ブロックを、Bは共役ジオレフィン重合体ブロックを、Yは放射状重合体の形成に使用される多官能性処理剤から誘導される単数又は複数の原子、xは該多官能性処理剤の官能基の数を表し、少なくとも3以上の整数である。)で示される枝別れブロック共重合体50〜76wt%を混合して成る樹脂組成物を、Tダイキャスト法によりシート若しくはフィルム状に押し出し成形する際に押し出し機のバレル内温度185〜230°C、押し出し機のバレル内滞在時間t1(sec.)、バレル内せん断速度sr(sec -1)がt1×sr≧3000の条件で成形し、押し出し後、押し出し方向と直角方向に115〜125°Cで1.6〜3.0倍一軸延伸するスチレン系樹脂シート及びフィルムの製造方法。
IPC (6件):
B29C 47/14 ,  B29C 55/08 ,  C08L 53/02 LMA ,  C08J 5/18 CET ,  B29K 25:00 ,  B29L 7:00
FI (4件):
B29C 47/14 ,  B29C 55/08 ,  C08L 53/02 LMA ,  C08J 5/18 CET

前のページに戻る