特許
J-GLOBAL ID:200903014172291054
同期電動機のロータ用着磁方法と装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-189561
公開番号(公開出願番号):特開平6-038459
出願日: 1992年07月16日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 着磁装置のヨーク歯における着磁磁束の飽和を緩和し、かつ、同一着磁電圧の印加に応じて着磁電流値を増加可能にし、同期電動機のロータの各磁極の着磁量を向上させ、延いては同期電動機のモータ性能の向上を達成可能な着磁方法と装置とを提供せんとするも【構成】 ヨーク部(32)内周面の2つの巻線装填溝(36)に多数のターン数を有して装填され、かつ、同ヨーク部の複数の周方向位置に等間隔で配設した少なくとも2つの着磁用第1の巻線部(38)と、同第1の巻線部(38)と交互配置でヨーク部(36)の巻線装填溝(36)に少数のターン数を有して装填された少なくとも2つの第2の補助巻線部(40)と、ヨーク部(32)の内周面の内方に設けられた前記ロータ部材の挿入着磁室とを設けた同期電動機のロータ用着磁装置とした。
請求項(抜粋):
複数の被着磁材料片と複数のヨーク片とを回転軸の周囲に周方向に交互に取着してロータ部材を形成すると共に、該ロータ部材における前記複数の被着磁材料片をそれぞれ着磁させて永久磁石片を形成する同期電動機のロータ用着磁方法において、大きな着磁磁界を発生可能な少なくとも1対の主着磁巻線と小さな磁界を発生可能な同数個の対の補助着磁巻線とを環状に交互配置で具備した着磁装置内に前記ロータ部材を挿入し、該ロータ部材の前記複数の被着磁材料片において前記着磁装置の前記主着磁巻線との対向位置に位置した被着磁片を該主着磁巻線によって着磁させ、次いで、前記ロータ部材を前記着磁装置内または外部で回転させて前回着磁されなかった残余の被着磁片を前記主着磁巻線との対向位置に位置決めし、該残余の被着磁片を着磁させ、このとき、前回着磁された被着磁片への前記主着磁巻線からの磁束流を前記補助着磁巻線によって発生する少磁界により阻止するようにした、ことを特徴とする同期電動機のロータ用着磁方法。
IPC (2件):
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