特許
J-GLOBAL ID:200903014173943365

ポリアリーレンスルフィドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西川 繁明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-040092
公開番号(公開出願番号):特開平9-286861
出願日: 1997年02月08日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 脱水工程で揮散する硫化水素を回収し、重合反応に再利用するポリアリーレンスルフィドの改善された製造方法、溶融粘度の変動が少なく、品質の安定したポリアリーレンスルフィドを効率的に製造する方法、及び安価なポリアリーレンスルフィドの製造方法を提供すること。【解決手段】 有機アミド溶媒(a)、アルカリ金属硫化物、及び水分を含む混合物を加熱脱水して水分量を調節する脱水工程の後、有機アミド溶媒(a)中でアルカリ金属硫化物とジハロ芳香族化合物とを重合反応させる重合工程によりポリアリーレンスルフィドを製造する方法において、脱水工程中に揮散する硫化水素を、脱水工程が行われている系外で、有機アミド溶媒(b)に吸収させて回収し、回収した硫化水素をアルカリ金属硫化物の原料として重合反応に再利用することを特徴とするポリアリーレンスルフィドの製造方法。
請求項(抜粋):
有機アミド溶媒(a)、アルカリ金属硫化物、及び水分を含む混合物を加熱脱水して水分量を調節する脱水工程の後、有機アミド溶媒(a)中でアルカリ金属硫化物とジハロ芳香族化合物とを重合反応させる重合工程によりポリアリーレンスルフィドを製造する方法において、脱水工程中に揮散する硫化水素を、脱水工程が行われている系外で、有機アミド溶媒(b)に吸収させて回収し、回収した硫化水素をアルカリ金属硫化物の原料として重合反応に再利用することを特徴とするポリアリーレンスルフィドの製造方法。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-160833
  • 特開昭55-088832
  • 特開昭59-120223
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-160833
  • 特開昭55-088832
  • 特開昭59-120223

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