特許
J-GLOBAL ID:200903014183717967

シリンダ錠

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 敬一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-249800
公開番号(公開出願番号):特開平5-086754
出願日: 1991年09月27日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】不正解錠時にキーシリンダが完全に自由回転できるシリンダ錠を提供する。【構成】 この錠10は、キーシリンダ14に形成されたカムと、スリーブ12の係止部に係合する突起部を有しかつ上記カムに当接可能なロータ16と、ロータに隣接しかつケース11の溝部に嵌合する突起部を有するストッパ17と、ストッパとレバーとの間に配置されかつストッパをロータ側に押圧するストッパスプリング19とを備えている。この錠は正規のキーによりキーシリンダを一定角度範囲で回転したときに、上記カムによりロータ及びストッパを軸方向に移動させてスリーブに対するロータの係合を解除すると共にケースに対するストッパの係合を解除し、ロータをレバーに連結させキーシリンダをロータ、ストッパ及びレバーと一体に回転させてレバーを操作し、異種のキーでキーシリンダを回転したときはキーシリンダがスリーブと共に回転してレバーの作動が阻止される。
請求項(抜粋):
ケース内に回転可能に配置されたスリーブと、タンブラによりスリーブと係合可能かつスリーブ内に回転可能に配置されたキーシリンダとを備え、異種のキーでキーシリンダを回転したとき、キーシリンダがスリーブと共に回転してレバーの作動が阻止されるシリンダ錠において、キーシリンダに形成されたカムと、スリーブの係止部に係合する突起部又は凹部を有しかつキーシリンダのカムに当接可能なロータと、ロータに隣接して配置されかつケースの溝部に嵌合する突起部を有するストッパと、ストッパとレバーとの間に配置されかつストッパをロータ側に押圧するストッパスプリングとを設け、正規のキーによりスリーブに対して相対的にキーシリンダを一定角度範囲で回転したときに、キーシリンダのカムによりロータ及びストッパを軸方向に移動させて、スリーブに対するロータの係合を解除すると共に、ケースに対するストッパの係合を解除し、ロータをレバーに連結させ、更に、キーシリンダを回転することによりキーシリンダをロータ、ストッパ及びレバーと共に一体に回転させて、レバーを操作することを特徴とするシリンダ錠。

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