特許
J-GLOBAL ID:200903014183845132

セメントクリンカ等の粉砕方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-280617
公開番号(公開出願番号):特開平9-117685
出願日: 1995年10月27日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 適正な粒度分布の製品が得られ、粉砕効率を高くして粉砕能力を向上することができるセメントクリンカ等の粉砕方法及び装置を提供する。【解決手段】 一次ミルとしてのローラミル40に内蔵されるセパレータを静置型セパレータ60とし、二次ミル80をその粉砕品を製品として直接ミル外に取り出すと共に当該ミル内の微粉を空気流に乗せてミル外へ排出して集塵機91で捕集するようにした開回路式チューブミルとし、静置型セパレータによって分級された後、粉砕品排出口56から空気流によって一次ミルの外部に排出される粉砕品量Pと回転テーブル43外周から溢流して外部循環装置75、76に導かれる粉砕物量Rとの割合が10〜30%となるようにして適正に保つことによりセメントクリンカ等の粉砕物を粉砕する。
請求項(抜粋):
一次ミルとして、回転テーブルと、その外周部上面に複数個配設されて圧接され該回転テーブルと協同して粉砕物を粉砕する回転可能な粉砕ローラと、その上方に内装されたセパレータと、該セパレータの下流側に設けられ粉砕品を気流搬送して取り出す粉砕品排出口と、該回転テーブル外周から溢流落下した粉砕物を再び該回転テーブル上に戻して粉砕するための外部循環装置を備えた竪型ローラミルを用い、二次ミルとして、粉砕ボールが収容され該一次ミルの粉砕品排出口から取り出された粉砕品をさらに粉砕するチューブミルを用いることにより製品粉末を得るようにしたセメントクリンカ等の粉砕方法において、該一次ミルのセパレータを静置型セパレータとし、該二次ミルをその粉砕品を製品として直接ミル外に取り出すと共に当該ミル内の微粉を空気流に乗せてミル外へ排出して製品として集塵機で捕集するようにした開回路式チューブミルとし、該静置型セパレータによって分級された後、粉砕品排出口から空気流によって一次ミルの外部に排出される粉砕品量Pと回転テーブル外周から溢流して外部循環装置に導かれる粉砕物量Rとの割合を、R/Pが10〜30%となるようにして適正に保ち、かつ、一次ミルと二次ミルの粉砕仕事量の割合を、一次ミルと二次ミルによる粉砕動力の全体粉砕動力に占める割合がそれぞれ30〜35%および35〜42%となるようにして適正に保つことにより、セメントクリンカ等の粉砕物を粉砕することを特徴とするセメントクリンカ等の粉砕方法。
IPC (2件):
B02C 15/04 ,  B02C 17/00
FI (2件):
B02C 15/04 ,  B02C 17/00 B

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