特許
J-GLOBAL ID:200903014184186469

エンジン制御装置およびエンジン制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-289781
公開番号(公開出願番号):特開平5-125986
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 各気筒への充填空気量を遅れなく検出でき、定常時と過渡時ともに燃料噴射量と点火時期を高精度に制御できる。【構成】 定常時は圧縮行程中の所定の二つのクランク角に同期して計測した筒内圧力差に基づいて、エンジンの吸入空気量の基本充填効率を制御装置内の充填効率演算手段で演算し、吸気行程中のクランク角に同期して少なくとも一つの筒内圧力を筒内圧センサで計測し、吸気行程中の筒内圧力を制御装置内の平均化演算手段で平均化し、その平均値の所定期間での変化量に基づいて制御装置内の補正充填効率演算手段で補正充填効率を演算し、この変化量が所定以上になると補正充填効率を基本充填効率に加算した値に基づいて燃料噴射と点火時期を制御装置により制御する。【効果】 高精度に燃料噴射量と空燃比と点火時期を制御できる。
請求項(抜粋):
多気筒エンジンの燃焼室内圧力を検出する筒内圧センサと、上記多気筒エンジンの回転に同期して気筒識別信号とクランク角信号とを発生するクランク角センサと、このクランク角センサで検出されたクランク角信号に同期して圧縮行程中の上記多気筒エンジンの燃焼室内圧力を計測する第1の圧力計測手段と、この第1の圧力計測手段で計測された上記燃焼室内圧力に基づいて上記多気筒エンジンの基本充填効率を演算する充填効率演算手段と、上記筒内圧力センサまたはスロットル開度センサの少なくとも一方の出力に基づいて上記多気筒エンジンが加速または減速状態であることを検出する状態検出手段と、吸気行程中のクランク角に同期して少なくとも一つの燃焼室内圧力を計測する第2の圧力計測手段と、この第2の圧力計測手段で計測した上記燃焼室内圧力を平均化する平均化演算手段と、この平均化演算手段で演算された平均値の所定期間での変化量に基づいて補正充填効率を演算する補正充填効率演算手段と、上記状態検出手段で上記多気筒エンジンが加速または減速状態と検出したときに上記補正充填効率に基づいて上記多気筒エンジンの燃料供給量および点火時期を補正制御する制御手段とを備えたエンジン制御装置。
IPC (6件):
F02D 45/00 310 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 45/00 368 ,  F02P 5/15

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