特許
J-GLOBAL ID:200903014186075001

車両の電気式窓リフタ用の安全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-168941
公開番号(公開出願番号):特開平6-167168
出願日: 1993年07月08日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 窓を閉じる経路内に障害物が存在したときに窓リフタ駆動モータの回転方向を反転させるための単純で安価な構造の安全装置を提供する。【構成】 電気式窓リフタ用の安全装置は、ボーデンケーブル3上に及ぼされる力を検出かつ測定するための電気機械手段を具備する。圧縮ばね11がケーブル3に同軸をなす覆い部9内に収容される。ばね11の一端部は固定した支持部8上に支持され、ばね11の他端部は覆い部9の内側で摺動可能に取り付けられた管状要素12上に支持される。管状要素12のタブ13は電気スイッチ14と相互に作用する。窓及びケーブル3に及ぼされる力Fが管状要素12の移動を引き起こしたときに、この移動によりスイッチ14が開放され、モータの回転方向が自動的に反転される。
請求項(抜粋):
窓を支持する運搬台(7)によってモータを使用して窓を駆動するためのケーブル(3)を有するタイプの車両の電気式窓リフタ用の安全装置であって、ケーブルは戻りプーリ(4)の周りを通り、ケーブル上に及ぼされる力(F)を検出しかつ測定するための電気機械手段(11,12,14等)を具備して、この力が予め定められた限界値を越えたときに上記電気機械手段がモータの回転方向を自動的に反転させるようにした、車両の電気式窓リフタ用の安全装置において、上記電気機械手段は、ばね(11)を具備し、該ばねの一方の側は固定した支持部(8)上に支持され、該ばねの他方の側は、ばね(11)の戻し力に抗してケーブル(3)によって移動されることができる部材(12)上に支持され、上記電気機械手段は更に、ケーブルを用いて上記部材を駆動するための力が上記予め定められた限界値以下にとどまるときには第1の状態をとることができるように上記部材と相互に作用する電気スイッチ(14)を具備し、該電気スイッチは、上記駆動力が上記予め定められた限界値を越えたときには第2の状態をとることを特徴とする、車両の電気式窓リフタ用の安全装置。
IPC (2件):
E05F 15/16 ,  B60J 1/00

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