特許
J-GLOBAL ID:200903014187836278

コード駆動LPC音声符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-251303
公開番号(公開出願番号):特開平5-088698
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】 符号化情報量が増加した場合の音質の劣化を小さくする。【構成】 符号化器8は符号化情報量の多少にかかわらず、LPC分析器1からの合成フィルタ係数K、およびコードブック探索3が、高周波成分が除去された音声信号XLにもとづいて求めたコードAを常に符号化し、端子11に出力する。一方、探索器6は、音声信号Xの高周波成分に対応する差信号DXにもとづいてコードBを求め常時それを出力するが、制御器7はそのコードBを、符号化情報量が所定量以下の場合のみ符号化器8に出力する。従って、コードBは符号化情報量が所定量以下の場合には、合成フィルタ係数KおよびコードAと共に符号化器8により符号化されるが、符号化情報量が所定量を越える場合には、コードBは符号化されず、その場合には合成フィルタ係数KおよびコードAのみが符号化される。
請求項(抜粋):
入力音声信号をLPC分析して合成フィルタ係数を求めるLPC分析手段と、前記入力音声信号の高周波成分を除去するローパスフィルタ手段と、このローパスフィルタ手段により高周波成分が除去された音声信号と、前記LPC分析手段が求めた前記合成フィルタ係数とに従って、所定のコードブックを探索し、第1のコードを決定する第1のコードブック探索手段と、このコードブック探索手段により決定された前記第1のコードと、前記LPC分析手段が求めた前記合成フィルタ係数とにもとづいて音声信号を合成する合成フィルタ手段と、前記入力音声信号より前記合成フィルタ手段が合成した前記音声信号を減算し、差信号を出力する差分手段と、この差分手段が出力する前記差信号と、前記LPC分析手段が求めた前記合成フィルタ係数とに従って、所定のコードブックを探索し、第2のコードを決定する第2のコードブック探索手段と、前記LPC分析手段が求めた前記合成フィルタ係数と、前記第1のコードブック探索手段が決定した前記第1のコードと、前記第2のコードブック探索手段が決定した前記第2のコードとを符号化して出力し、前記第2のコードの符号化結果は符号化情報量が所定量以下のときのみ出力する符号化手段とを備えたことを特徴とするコード駆動LPC音声符号化装置。
IPC (2件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-189699
  • 特開平1-233500
  • 特開平1-053642

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