特許
J-GLOBAL ID:200903014188888484

タービンおよびその静翼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-360500
公開番号(公開出願番号):特開2004-144084
出願日: 2003年10月21日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】タービン(1)の静翼(12)であって、ロータ(3)に向けて半径方向に延びる中空翼形体(22)を備え、該翼形体の両側端に翼台座(23)が存在し、翼形体の内部に中空挿入物(20)が配置され、該挿入物が翼形体の内側面(28)から間隔を隔てて配置され、挿入物が片側翼台座の側に底(35)を有し、冷却材(K)が挿入物の中空室(21)内に流入し、挿入物に設けられた衝突冷却開口(29)を経て流出し、挿入物の底に直接対向して位置する翼台座に、切欠き開口(24)が設けられたタービンの静翼に関し、この静翼をタービン運転中に機械的損傷が避けられるように形成する。【解決手段】挿入物が翼台座の切欠き開口内に延び、これによって、挿入物の底部(30)に、粒子落下部を形成すべく低い流速範囲が存在する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
タービン(1)、特に電気エネルギ発生用ガスタービンの静翼(12)であって、ロータ(3)に向けて半径方向に延びる中空翼形体(22)を備え、該翼形体(22)の両側端に各々それに対し直角に延びる翼台座(23)が存在し、翼形体(22)が高温作動媒体(11)で洗流され、翼形体(22)の内部に中空挿入物(20)が配置され、この挿入物(20)が両翼台座(23)間にわたって延び、翼形体(22)の内側面(28)から間隔を隔てて配置され、挿入物(20)が片側翼台座(23)の側に底(35)を有し、冷却材(K)が反対側翼台座(23)を通して挿入物(20)の中空室(21)の中に半径方向に流入し、その冷却材(K)の少なくとも一部が、翼形体(22)の内側面(28)に向けて挿入物(20)に設けられた衝突冷却開口(29)を通して流出し、挿入物(20)の底(35)に直接対向して位置する翼台座(23)に、切欠き開口(24)が設けられているタービン(1)の静翼(12)において、挿入物(20)が翼台座(23)の切欠き開口(24)の中に迄延び、これによって、粒子落下部を形成するために、挿入物(20)の底部(30)に所定の低い流速範囲が存在することを特徴とする静翼。
IPC (3件):
F02C7/18 ,  F01D9/02 ,  F02C7/00
FI (3件):
F02C7/18 A ,  F01D9/02 102 ,  F02C7/00 D
Fターム (4件):
3G002GA07 ,  3G002GA08 ,  3G002GA12 ,  3G002GB01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭48-022816
  • 特開昭52-031209
審査官引用 (2件)
  • 特開昭48-022816
  • 特開昭52-031209

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