特許
J-GLOBAL ID:200903014200675203

歯科用修復材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-264193
公開番号(公開出願番号):特開平11-100305
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 天然歯に近い色調と質感を持ち、機械的強度や硬化物の耐変着色性及び透明性に優れた歯科用修復材料を提供する。【解決手段】 有機無機複合フィラー、コロイドシリカ、重合性単量体及び重合開始剤を構成要素とする歯科用修復材料において、(a)該コロイドシリカは平均粒径0.005〜0.04μmで、該コロイドシリカ全体に占める粒径0.05μm以上の粒子の頻度割合が30%以下のコロイドシリカであり、(b)硬化後の1mm板の成型物の色調を、JIS-Z8729に定めた方法により、該成型物の背後に標準白板と標準黒板を置いてそれぞれ測定して、標準白板を成型物の背後に置いて測定された測色値及び標準黒板を成型物の背後に置いて測定された測色値を表したとき一定の関係式が成立する歯科用修復材料。
請求項(抜粋):
コロイドシリカ、重合性単量体及び重合開始剤を構成要素とする歯科用修復材料において、(a)該コロイドシリカは平均粒径0.005〜0.04μmで、該コロイドシリカ全体に占める粒径0.05μm以上の粒子の頻度割合が30%以下のコロイドシリカであり、該コロイドシリカの屈折率(n1)と、重合性単量体が硬化後のポリマーの屈折率(n2)との間に、以下の関係式:0 ≦ n2-n1 ≦ 0.10が成立し、さらに、該コロイドシリカの配合重量(Wf)と該重合性単量体の配合重量(Wm)の間に以下の関係式:1/5 ≦ Wf/Wm ≦ 4が成立し、かつ、(b)硬化後の厚さ1mm板の成型物の色調を、JIS-Z8729に定めた方法により、該成型物の背後に標準白板と標準黒板を置いてそれぞれ測定して、標準白板を成型物の背後に置いて測定された測色値を(L*W,a*W,b*W )、標準黒板を成型物の背後に置いて測定された測色値を(L*B,a*B,b*B )〔ここで、L*,a*,b*はそれぞれ、JIS-Z8729に定めたL*a*b*表色系における、クロマティネス指数(a*,b*)と明度指数(L*)をそれぞれ表す〕で表したとき、以下の関係式:0 ≦ Δb*= b*W - b*B ≦ 20ΔL* = L*W - L*B ≧ 25が成立することを特徴とする歯科用修復材料。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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