特許
J-GLOBAL ID:200903014210792259

電子写真装置の定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-242934
公開番号(公開出願番号):特開平6-095541
出願日: 1992年09月11日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【構成】 ヒータランプを有するヒートローラが複数備えられ、これらのヒートローラにより白黒コピー用とフルカラーコピー用との定着部が形成されている。各ヒータランプには予め優先順位がつけられており、温度制御装置はこの優先順位に従って各ヒータランプに対して通電の有無を切り換える温度制御を順次行う。温度制御装置はヒートローラの表面温度が制御温度より低く(S21でNO)、ヒータランプが現在OFFであれば(S22でNO)、現在通電中の他のヒータランプのw数の合計Aに制御中のヒータランプのw数Bを加えた判断値と、最大定格電力(1000w)とを比較し(S24)、A+Bが1000以下のとき(S25でNO)のみヒータランプをONにする。【効果】 使用する定着部の変更後コピーを行えるまでに必要な待ち時間を短縮できる。
請求項(抜粋):
ローラ表面を加熱する加熱手段を有する定着ローラを複数備え、上記複数の定着ローラにより複数の定着部が形成されると共に、上記複数の定着ローラのそれぞれの表面温度を検出する温度検出手段と、上記定着ローラの表面温度を上記表面温度検出手段の出力により監視しながら、定着ローラの表面温度が略制御温度に保持されるように加熱手段への通電の有無を切り換える温度制御を行う制御手段とを備え、上記複数の加熱手段のいくつかを同時に通電した場合の消費電力の合計が、上記複数の加熱手段に対して同時に供給可能な総電力量を超えるような電子写真装置の定着装置であって、上記制御手段は、予め定められた加熱手段の優先順位に従って各加熱手段に対して順次上記の温度制御を行い、現在温度制御を行っている加熱手段を有する定着ローラの表面温度が制御温度より低く、該加熱手段への通電を要する場合、現在通電中の他の加熱手段の消費電力の合計に、現在温度制御を行っている加熱手段の消費電力を加えた判断値を求め、この判断値が供給可能総電力量以下であれば、現在温度制御を行っている加熱手段に通電させる一方、上記判断値が供給可能総電力量をこえるならば、現在温度制御を行っている加熱手段への通電を行わないように構成されていることを特徴とする電子写真装置の定着装置。
IPC (4件):
G03G 15/20 102 ,  G03G 15/20 109 ,  G03G 15/00 102 ,  G03G 15/01
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-028178

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