特許
J-GLOBAL ID:200903014214682113

チップアンテナの共振周波数調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-182247
公開番号(公開出願番号):特開平9-093033
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 所定の共振周波数を確保するためのチップアンテナの周波数調整方法を提供する。【課題解決手段】 チップアンテナ10は、直方体状の誘電体基体11の内部に、誘電体基体11の長手方向に螺旋状に巻回される導体12を備えてなり、導体12の一端は、誘電体基体11の表面に引き出され、導体12に電圧を印加するための給電用端子16に接続される給電端17を形成し、他端は、誘電体基体11の内部において自由端18を形成する。そして、導体12の自由端18付近を、切断線19により切断する。このように、レーザー等で誘電体基体11と共に導体12をトリミングし、導体12の全長を調整することにより、導体12のインダクタンス及び静電容量を変化させ、チップアンテナ10の共振周波数を調整する。
請求項(抜粋):
誘電材料あるいは磁性材料の少なくとも一方からなる基体と、該基体の表面及び内部の少なくとも一方に形成された少なくとも1つの導体と、前記基体表面に設けられ、前記導体に電圧を印加するための少なくとも1つの給電用端子とを備えるチップアンテナの共振周波数の調整を、前記導体の全長を調整することにより実現するチップアンテナの共振周波数調整方法であって、前記チップアンテナの共振周波数をf0 、前記チップアンテナの共振周波数の調整量をΔf、前記導体の全長をL、前記導体の全長の調整量をΔLとしたとき、前記共振周波数の調整量Δfが、Δf=f0 ×(ΔL/L)を満足することを特徴とするチップアンテナの共振周波数調整方法。
IPC (3件):
H01Q 13/08 ,  H01Q 1/24 ,  H01Q 11/08
FI (3件):
H01Q 13/08 ,  H01Q 1/24 B ,  H01Q 11/08

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