特許
J-GLOBAL ID:200903014219237355
部分和計算方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-252508
公開番号(公開出願番号):特開平6-103083
出願日: 1992年09月22日
公開日(公表日): 1994年04月15日
要約:
【要約】【目的】スーパースカラ的なプロセッサ、すなわち2〜8程度の、命令レベルの並列度を持つプロセッサを対象として、部分和列を高速に、かつ、補助的記憶領域を必要とせずに計算する方法を提供する。【構成】ステップ553から555で、配列dの隣り合う2つおよび3つの要素の和を計算し(t0,t1,t2とする)、ステップ556で、これまで求めた最後の部分和の値sumと、今計算したt0,t1,t2の値とを足し合わせることにより、新しく3つの部分和(a[i],a[i+1],a[i+2])を計算する。ステップ556での3つの加算は並列実行する。また、ステップ556と、次の繰り返しのステップ553〜555も、オーバーラップ実行する。これらの並列実行により、スーパースカラ的プロセッサの持つ並列度を最大限に有効利用した計算ができる。
請求項(抜粋):
数列d(1),d(2),...,d(n)を与えて、部分和列a(1),a(2),...,a(n)(a(i) = d(1)+d(2)+...+d(i))を計算機により計算する方法において、あるN(≦n)をあらかじめ定めておき、部分和a(i-1)が既に求まっているとき、a(i),a(i+2),...,a(i+N-1)の値の計算を、a(i-1)の値を用いて並列実行することを特徴とする部分和計算方法。
IPC (3件):
G06F 9/45
, G06F 7/50
, G06F 9/38 370
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