特許
J-GLOBAL ID:200903014219246478

能動型サスペンション

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-011954
公開番号(公開出願番号):特開平9-202121
出願日: 1996年01月26日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】能動型サスペンションのエンジン再始動時の車高変動を防止する。【構成】能動型サスペンションの圧力制御弁及び圧力保持部との間に介挿されたフェイルセーフ弁を開閉制御する際に、最初にイグニッションスイッチがオン状態となったときにバッテリー劣化状態を判断し(ステップS2〜S15)、イグニッションスイッチのオフ状態を検出してから圧力保持部を構成するパイロット操作形逆止弁が閉じる迄の間に再度イグニッションスイッチがオン状態に復帰されたことを検出したときに(ステップS17,S18)、バッテリー劣化判断結果が劣化状態であるときにフェイルセーフ弁を制御信号CSG によって所定時間閉じて圧力保持部で一次的に圧力保持状態を形成し(ステップS19〜S23)、フェイルセーフ弁が圧力制御弁より応答遅れが大きいことに起因する車高変動を防止する。
請求項(抜粋):
各車輪と車体との間に介装された流体圧シリンダと、該流体圧シリンダに供給する流体供給装置からの作動流体を指令値に応じて制御する制御弁と、車体の姿勢変化を検出する姿勢変化検出手段と、該姿勢変化検出手段の検出値に基づいて前記制御弁に対する指令値を演算して出力する姿勢変化抑制制御手段と、前記制御弁及び流体供給装置間に介装した当該制御弁の供給圧が所定圧力以下となったときに制御弁側を閉回路とする圧力保持部と、制御系の異常状態を検出する異常検出手段と、該異常検出手段が異常を検出したときに前記圧力保持部を圧力保持状態とする異常作動手段とを備えた能動型サスペンションにおいて、イグニッションスイッチがオフ状態となった後所定時間内にオン状態に復帰したことを検出する再始動検出手段と、該再始動検出手段でオン状態への復帰を検出したときに前記異常作動手段を少なくとも所定時間作動状態に保持する再始動時制御手段とを備えたことを特徴とする能動型サスペンション。
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開平1-145215
  • 特開平3-090417
  • 特開平3-079413
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