特許
J-GLOBAL ID:200903014219837212

C末端蛋白質配列分析のための無水酢酸活性化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 舟橋 榮子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-509554
公開番号(公開出願番号):特表平10-505598
出願日: 1995年08月29日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】蛋白質またはペプチドのC末端配列分析のための方法を提供する。該方法の重要な特徴は、塩基性条件下に無水酢酸で処理し、次に酸性条件下にチオシアネートで処理してオキサゾロンをチオヒダントイン部分に変換して、蛋白質またはペプチドのC末端でオキサゾロン部分を形成することである。立体的に妨げられたアルキルアンモニウムカチオンの共役酸としてチオシアネートを供給することによりチオヒダントインの収率はさらに高められる。
請求項(抜粋):
ポリペプチドのC末端にてオキサゾロン部分を形成するように塩基性の条件下にポリペプチドを無水物で処理し、該無水物は次式で定義され:(式中、R1およびR2はC1-C6アルキル、二重結合の炭素が二重結合の酸素と共役しないことを条件とするC1-C6アルケニル、二重結合の炭素が二重結合の酸素と共役しないことを条件とするC7-C13アルキルアリール、およびハロ置換C1-C6アルキル、C1-C6アルケニル、または二重結合の炭素が二重結合の酸素と共役しないことを条件とするC7-C13アルキルアリールからなる群から選択される);そして オキサゾロン部分がチオヒダントイン部分に変換されるように酸性の条件下にポリペプチドをチオシアネートで処理する、各工程からなるポリペプチドのC末端でチオヒダントイン部分を形成する方法。

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