特許
J-GLOBAL ID:200903014226683786

蒸気加熱はんだ付け方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-117818
公開番号(公開出願番号):特開平7-326857
出願日: 1994年05月31日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 一台の蒸気加熱装置で複数の温度の飽和蒸気層を形成する。【構成】 熱媒として、低沸点熱媒2-1と高沸点熱媒2-2を用意する。ヒーター4の設定温度を低沸点熱媒2-1の沸点よりも高く、高沸点熱媒2-2の沸点よりも低く設定して加熱し熱媒2-1を沸騰させると、飽和蒸気15が形成される。その飽和蒸気層中に被はんだ付き物7を浸漬する。高沸点熱媒の飽和蒸気層を形成するときは、バルブ8を回転させ、バルブ10を閉じると、槽1中の熱媒2-1は全て蒸発し、凝縮コイル3で液体となり、凝縮受け皿14で集められバルブ8を介してb方向へ流れ、タンク12に回収される。その後、高沸点熱媒2-2を沸騰させ、飽和蒸気層15を形成する。
請求項(抜粋):
蒸気槽内の液体を加熱沸騰させて蒸気層を形成し、該蒸気層中に物体を入れて蒸気の凝縮潜熱で物体を加熱することにより、はんだ付けを行う蒸気加熱はんだ付け方法において、前記液体は沸点の異なる複数の液体で構成され、前記物体を異なる温度で加熱するとき、第1沸点の液体を蒸発させ、該蒸気の潜熱で前記物体を第1の温度で加熱するとともに、該蒸気槽の上部に設けられた凝縮手段によって凝縮し、該凝縮された第1沸点の液体を該蒸気槽内から回収した後に、第2沸点の液体を蒸発させ、該蒸気の潜熱で前記物体を第2の温度で加熱することを特徴とする蒸気加熱はんだ付け方法。
IPC (2件):
H05K 3/34 507 ,  B23K 1/015

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