特許
J-GLOBAL ID:200903014227819118

エコーキャンセラおよびエコーパス推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川▲崎▼ 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-117589
公開番号(公開出願番号):特開平7-303061
出願日: 1994年05月07日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 4線路を通じて送られる音声と2線路を通じて送られる音声との間の伝送を行う電話回線網に設けられるエコーキャンセラにおいて、高速かつ高精度のエコーパスの推定を行う。【構成】 エコーパス推定/疑似エコー生成回路3はFIRフィルタ等、適応フィルタによって構成され、近端音声信号Sinおよび遠端音声信号Routが入力されると、前者に含まれるエコー成分をキャンセルすべく疑似エコー信号Yを出力する。遅延時間測定回路71は、信号Sin,Routに基づいてエコーの遅延時間を測定し、この結果に基づいて遅延回路75の遅延時間を設定する。また、形状比較回路73は、信号Rout’,Sinに基づいて、波形データベース74における何れかの特徴データを指定し、指定された特徴データに基づいてFIRフィルタのタップ係数が設定される。これにより、回路3は、当初から確度の高いエコー推定を行う。
請求項(抜粋):
4線路を通じて送られる音声と2線路を通じて送られる音声との間の伝送を行う電話回線網に設けられるエコーキャンセラにおいて、複数のハイブリッドの応答特性を記憶する記憶手段と、4線路側から2線路側に伝搬される伝送信号と2線路側から4線路側に伝搬されるエコー信号との相関関係に基づいて、何れかの前記応答特性を選択する選択手段と、所定の学習アルゴリズムによりエコーパスの推定を行い、前記伝送信号を適宜遅延するとともに所定のパラメータによって変形して疑似エコー信号を生成する疑似エコー生成手段と、前記パラメータの初期値を、前記選択手段によって選択された応答特性に基づいて設定する初期パラメータ設定手段とを具備することを特徴とするエコーキャンセラ。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-080030
  • 特開昭63-236423
  • 特開昭62-116025

前のページに戻る