特許
J-GLOBAL ID:200903014238076478

液滴観察装置および液滴観察方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  内藤 浩樹 ,  永野 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-026830
公開番号(公開出願番号):特開2007-205973
出願日: 2006年02月03日
公開日(公表日): 2007年08月16日
要約:
【課題】操作性に優れ良好な画像を取得することができる液滴観察装置および液滴観察方法を提供することを目的とする。【解決手段】蛋白質結晶検出を目的としてプレートに格子配列で設けられたウェル8aに存在する蛋白質溶液を含むドロップ15の観察において、高撮像倍率でドロップ15を撮像したドロップ画像の縮小画像をプレートにおけるウェル配列に対応させて表示した一覧表示レイアウト41の単位セル42のうち、ドロップ15の画像が位置ずれによって正しく取得されていない単位セルをカーソル11aによって選択することによりウェル画像43を画面に重ねて表示させ、十字カーソル44をドロップ15の中心に一致させて正しい位置を指示入力することによりこのウェル画像に対応する液滴位置情報を修正する。これにより、ドロップ15の良好な画像を取得することができ、操作性に優れた液滴観察が実現される。【選択図】図8
請求項(抜粋):
蛋白質結晶を生成するための結晶生成空間を格子配列で複数備えたプレートにおいて前記結晶生成空間に存在する蛋白質溶液を含んだ液滴を観察する液滴観察装置であって、 前記プレートを載置する載置部と、前記結晶生成空間を所望の撮像倍率で撮像する撮像部と、前記撮像部に対して前記載置部上のプレートを相対的に位置決めする位置決め機構と、作業者が当該液滴観察装置の操作を行うための入力装置および所定の表示内容を表示する表示部が接続され、前記撮像部によって取得された画像を記憶する画像記憶部および前記液滴の位置を前記結晶空間毎に記憶する液滴位置記憶部とを有する制御ユニットとを備え、 前記制御ユニットは、 前記撮像部の撮像倍率を低倍率に設定し、前記プレートにおける結晶生成空間の配列情報に基づいて前記位置決め機構を制御することにより前記撮像部とプレートとの位置合わせを行い、前記撮像部によって前記結晶生成空間を撮像して結晶生成空間毎の低倍率画像を第1画像として取得し、前記第1画像を前記画像記憶部の第1画像記憶領域に格納する第1の撮像処理部と、 前記第1画像より前記液滴の位置を検出し、その情報を液滴位置情報として前記液滴位置記憶部に結晶生成空間毎に記憶する液滴検出処理部と、 前記撮像部の撮像倍率を高倍率に設定し、前記液滴位置情報に基づいて前記位置決め機構を制御することにより前記撮像部とプレートとの位置合わせを行い、前記撮像部によって液滴を撮像してこの液滴の拡大画像を第2画像として取得し、前記第2画像を前記画像記憶部の第2画像記憶領域に格納する第2の撮像処理部と、 前記第2画像を縮小した縮小画像を作成し前記画像記憶部の縮小画像記憶領域に格納する縮小画像作成処理部と、前記縮小画像記憶部から複数の縮小画像を読み出して前記表示部に一覧表示する一覧表示部と、 前記入力装置によって前記表示部に表示された複数の縮小画像の一つを選択する操作が行われたことに応答して、この選択された縮小画像に対応する結晶生成空間の第1画像を前記第1画像記憶領域から読み取って前記表示部に表示する第1画像選択表示部と、 前記表示部に表示された第1画像における液滴の正しい位置を指示する操作が前記入力装置によって行われたことに応答して、当該第1画像に対応する液滴位置情報を修正する液滴位置情報修正部と、 を備えたことを特徴とする液滴観察装置。
IPC (1件):
G01N 21/27
FI (1件):
G01N21/27 A
Fターム (12件):
2G059AA05 ,  2G059BB04 ,  2G059BB08 ,  2G059CC16 ,  2G059DD13 ,  2G059EE02 ,  2G059FF01 ,  2G059HH02 ,  2G059KK04 ,  2G059MM10 ,  2G059PP01 ,  2G059PP04
引用特許:
出願人引用 (1件)

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