特許
J-GLOBAL ID:200903014249871768

油圧式掘削機のエネルギー再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-116840
公開番号(公開出願番号):特開平5-287774
出願日: 1992年04月09日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 油圧式掘削機において、アキュムレータに回収したエネルギーの再生対象を特定のアクチュエータに限定せず、必要あるとき随時アシストすることにより、省エネルギー効果を高める。【構成】 アキュムレータ13の蓄圧が設定圧未満の場合、ブーム下げ操作または旋回操作時、レバー操作量が所定値以上となったときにアキュムレータ13からアシストシリンダ12のボトム側管路または旋回用油圧モータ10の圧力管路に至る管路14aまたは管路14eに設けた電磁弁15,21を開いてアキュムレータ13に蓄圧し、アキュムレータの蓄圧が設定圧以上であれば、ブーム上げ、アーム掘削、バケット掘削ならびに旋回操作のそれぞれに対して、エンジン負荷およびレバー操作量がいずれも所定値以上となったときに、電磁弁15,18,20,21,23のうち該当する電磁弁を開いて回収エネルギーを供給する制御を行う。
請求項(抜粋):
油圧式掘削機のブーム上げおよび下げ操作、アーム掘削操作、バケット掘削操作ならびに上部旋回体の旋回操作において、レバー操作量が所定値以上となったときに作動する圧力スイッチと、ブーム下げおよび旋回停止時に得られるエネルギーを回収して蓄積するアキュムレータと、アキュムレータの圧力およびブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダの各ボトム側圧力、旋回用油圧モータの圧力をそれぞれ検出する圧力センサと、エンジンの回転数を検出する回転数センサと、アキュムレータからブーム上げ操作を補助するアシストシリンダのボトム側に至る管路、アームシリンダ、バケットシリンダの各ボトム側に至る管路と、アキュムレータから旋回用油圧モータの圧力管路およびエンジンにより駆動されるアシスト用油圧ポンプの吸い込み管路に至るそれぞれの管路とに設けた電磁弁と、前記圧力スイッチ、圧力センサおよび回転数センサの出力信号に基づいて、電磁弁に開閉指令信号を出力する制御装置とを備えていることを特徴とする油圧式掘削機のエネルギー再生装置。
IPC (2件):
E02F 9/20 ,  E02F 9/22

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