特許
J-GLOBAL ID:200903014251548516

あと施工アンカー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中山 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-249436
公開番号(公開出願番号):特開2001-074014
出願日: 1999年09月03日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 RC構造の橋脚にあけたアンカー下孔が斜めであっても、アンカーを鋼板表面に対して垂直に施工できると共にコンクリートにダメージを与えないあと施工アンカーを提供すること。【解決手段】 先端部にテーパ面11と複数のスリット12を設けた拡開スリーブ10と、軸心部に雌ねじ21を設け外側面に2つの傾斜面22,23を連続して形成したコーンナット20を具備し、橋脚に巻き付けた鋼板にあけたボルト孔並びに橋脚にあけたアンカー下孔に拡開スリーブ10をコーンナット20と共に挿入し、皿ボルト30を挿入して雄ねじ31をコーンナット20に結合する。皿ボルト30を回転してコーンナット20を基端部に引き寄せてスリーブ先端部を拡開する。皿型頭部32を鋼板にあけたボルト孔のテーパ部に嵌合させる際にコーンナット20を2つの傾斜面の稜線を中心に回動して皿ボルト30を鋼板表面に対して垂直に修正する。
請求項(抜粋):
円筒状に形成され先端部に開口端部に向って薄肉となるテーパ面(11)を形成し、該テーパ面(11)を形成した先端縁部から軸方向に平行する複数のスリット(12)を設けた拡開スリーブ(10)と、軸心部に雌ねじ(21)を設け、外側面に2つの傾斜面(22,23)を連続して形成したコーンナット(20)と、軸部を雄ねじ(31)とし、基端部に皿型頭部(32)を設けた皿ボルト(30)とからなり、RC構造の橋脚(40)の表面に巻き付けた鋼板(50)にあけたボルト孔並びに当該橋脚(40)にあけたアンカー下孔にコーンナット(20)を先端部に結合した拡開スリーブ(10)をコーンナット(20)を下孔奥部に向けて挿入すると共に、皿ボルト(30)を挿入して雄ねじ(31)をコーンナット(20)の雌ねじ(21)にねじ結合した後、皿ボルト(30)を回転してコーンナット(20)をスリーブ基端部に引き寄せて拡開スリーブ(10)の先端部を拡開し、皿型頭部(32)を鋼板(50)にあけたボルト孔のテーパ部に嵌合させる際に皿ボルト(30)とねじ結合されているコーンナット(20)を2つの傾斜面(22,23)の稜線を中心に回動して当該皿ボルト(30)を鋼板表面に対して垂直に修正することを特徴とするあと施工アンカー。
Fターム (3件):
3J025AA07 ,  3J025BA02 ,  3J025CA03

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