特許
J-GLOBAL ID:200903014254647639

エアバッグドア構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-051814
公開番号(公開出願番号):特開平10-244898
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 エアバッグドアの先端部付近がウインドシールドガラスに当接した際の当接荷重を吸収し、しかも通常時におけるエアバッグドアの落ち込みを防止する。【解決手段】 エアバッグドア20のドアインサート42の上面部には、斜め前方下側へ向けて切れ込む複数のスリット50が互いに平行に形成されている。従って、所定の高荷重作用時にエアバッグドア20が凹部46(ヒンジ)回りにウインドシールドガラス側へ片開きに展開して、当該エアバッグドア20の先端部付近がウインドシールドガラスに当接した際には、エアバッグドア20はガラス曲面形状に沿って柔軟に変形して当接荷重を吸収する。しかも、スリット50は斜め前方側へ向けて切れ込むように形成されているので、通常時にエアバッグドア20の表面側に押圧荷重が作用しても、スリット上側の部分がスリット下側の部分に接触することにより押圧荷重を支持することができる。
請求項(抜粋):
インストルメントパネルにおける助手席側所定位置に配置されると共に、車室内側に配置されるドア表皮層とこのドア表皮層の裏面側に配置され所定の強度を有するドア基材層とを含んで構成され、所定の高荷重作用時にバッグ膨張圧をドア基材層が受けることによってウインドシールドガラス側へ向けて展開するエアバッグドア構造であって、ドア基材層の上面部において少なくともエアバッグドア展開時にウインドシールドガラスと干渉する範囲に、斜め前方下側へ向けて切れ込む複数のスリットを設けた、ことを特徴とするエアバッグドア構造。
IPC (2件):
B60R 21/20 ,  B60K 37/00
FI (2件):
B60R 21/20 ,  B60K 37/00 B

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