特許
J-GLOBAL ID:200903014254884460

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-264198
公開番号(公開出願番号):特開平6-087322
出願日: 1992年09月07日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 コンプレッサ容量変化によらずエンジンのアイドル回転数の安定化を図る。【構成】 エンジンの目標回転数と実回転数の偏差ΔRp及び同偏差の変化速度ΔRp’を求める(ステップ205)。エバポレータの目標温度と実温度の偏差ΔT及び同偏差の変化速度ΔT’を求める(ステップ206)。これらを入力パラメータとしてコンプレッサの容量制御ゲインGをファジィ推論する(ステップ207〜209)。推論したゲインGを利用し、コンプレッサ容量制御量を比例積分演算し(ステップ210)、演算した容量制御量だけコンプレッサ容量を制御する(ステップ211)。
請求項(抜粋):
エンジンにより駆動され、空調ダクト内に配設されたエバポレータと共に冷却サイクルを構成する外部可変容量式のコンプレッサを備えた車両用空調装置において、車内熱負荷に基づいて前記エバポレータの目標温度を演算するエバポレータ目標温度演算手段と、前記エバポレータの実温度を検出するエバポレータ温度検出手段と、前記エバポレータの実温度と目標温度の偏差を求めるエバポレータ温度偏差演算手段と、該偏差の変化速度を求めるエバポレータ温度偏差変化速度演算手段と、前記エンジンの目標回転数を演算するエンジン目標回転数演算手段と、前記エンジンの実回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、前記エンジンの実回転数と目標回転数との偏差を求めるエンジン回転数偏差演算手段と、該偏差の変化速度を求めるエンジン回転数偏差変化速度演算手段と、前記エンジンの実回転数と目標回転数の偏差がなくなるようにエンジン回転数を比例積分制御するエンジン回転数制御手段と、前記エバポレータの目標温度と実温度の偏差、同偏差の変化速度、前記エンジンの目標回転数と実回転数の偏差、同偏差の変化速度を入力変数として、前記コンプレッサの容量制御ゲインをファジィ推論する容量制御ゲイン推論手段と、該ファジィ推論した容量制御ゲインを利用して前記エバポレータの実温度と目標温度の偏差に基づき前記コンプレッサの容量制御量を演算するコンプレッサ容量制御量演算手段と、該手段の演算した容量制御量だけコンプレッサの容量を制御するコンプレッサ容量制御手段と、を有することを特徴とする車両用空調装置。

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