特許
J-GLOBAL ID:200903014255547522

積層型固体電解コンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-160133
公開番号(公開出願番号):特開平5-326343
出願日: 1992年05月26日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【目的】 インピーダンスの周波数特性、漏れ電流特性などの電気的諸特性に優れ、広い温度範囲にわたって特性の安定した、小型・大容量の積層型固体電解コンデンサを提供する。【構成】 非弁作用金属1aの一端面と弁作用金属2aの一端面を接合して陽極基体を形成する。陽極基体の弁作用金属部2表面を粗面化して誘電体酸化皮膜5を形成する。非弁作用金属部1表面と弁作用金属部2表面を絶縁性樹脂4で区分する。弁作用金属部1の誘電体酸化皮膜5上に導電性高分子層6と導電体層7を順次形成してコンデンサ素板を構成する。コンデンサ素板を複数枚積層し、非弁作用金属部1間及び弁作用金属部2間を導電性接着剤8で結合して積層体を形成する。積層体の非弁作用金属部1及び弁作用金属部2に電極端子9,10を固着する。
請求項(抜粋):
非弁作用金属の一端面と弁作用金属の一端面が接合されて陽極基体が形成され、この陽極基体の弁作用金属部表面が粗面化されてその上に誘電体酸化皮膜が形成されると共に、非弁作用金属部表面と弁作用金属部表面が絶縁性樹脂で区分され、弁作用金属部の前記誘電体酸化皮膜上に導電性高分子層と導電体層が順次形成されてコンデンサ素板が構成され、このコンデンサ素板が、非弁作用金属部同士が対応しかつ弁作用金属部同士が対応する形で複数枚積層され、非弁作用金属部間及び弁作用金属部間が導電性接着剤で結合されることで積層体が形成され、この積層体の非弁作用金属部及び弁作用金属部にそれぞれ電極端子が固着されたことを特徴とする積層型固体電解コンデンサ。
IPC (3件):
H01G 9/05 ,  H01G 9/04 328 ,  H01G 9/24

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