特許
J-GLOBAL ID:200903014256421808

パラメータ算出装置、パラメータ算出方法、およびパラメータ算出プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-270428
公開番号(公開出願番号):特開2009-097806
出願日: 2007年10月17日
公開日(公表日): 2009年05月07日
要約:
【課題】より正確な燃料の固有反応性を、燃焼シミュレーションを通して算出する。【解決手段】燃焼シミュレーションシステムのパラメータ算出方法であって、燃料の燃焼速度定数を示す頻度因子値と活性化エネルギー値との初期パラメータ値の入力を受付け、パラメータ値を、頻度因子値と活性化エネルギー値とを二軸とする二次元空間に配し、パラメータ値を中心点として予め定められた範囲内の点に対応する頻度因子値と活性化エネルギー値とのパラメータ候補値を算出し、パラメータ候補値に基づくシミュレーション結果データと実機による実験データとを比較して、差が最も小さいパラメータ候補値を第2のパラメータ値として判定し、データ比較手段が判定した第2のパラメータ値をパラメータ算出手段に入力し、初期パラメータ値と、第2のパラメータ値との平均値を、固有反応性を示す値として出力する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
燃焼シミュレーションシステムを用いて固体燃料の燃焼に及ぼす固有反応性のパラメータを算出するパラメータ算出装置であって、 予め定められた条件下での燃料の燃焼速度定数を示す頻度因子値と活性化エネルギー値との値である第1のパラメータ値の入力を受付ける入力手段と、 前記入力手段に入力される第1のパラメータ値を、頻度因子値と活性化エネルギー値とを二軸とする二次元空間に配し、前記第1のパラメータ値に対応する点から定められた範囲内の点に対応する頻度因子値と活性化エネルギー値との値であるパラメータ候補値を算出するパラメータ算出手段と、 前記パラメータ算出手段が算出した前記パラメータ候補値に基づいて前記燃焼シミュレーションシステムが実行したシミュレーション結果データと、前記条件下での実機による実験データとを比較して、前記パラメータ候補値のうち、前記シミュレーション結果データと前記実験データとの差が最も小さいパラメータ候補値を第2のパラメータ値として判定するデータ比較手段と、 前記第2のパラメータ値と、前記実験データとの差が、予め定められた数値以下であるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段が、前記第2のパラメータ値と、前記実験データとの差が予め定められた数値以下であると判定した場合に、前記第2のパラメータ値を、固有反応性を示す値として出力する固有反応性値出力手段と、 前記判定手段が、前記第2のパラメータ値と、前記実験データとの差が予め定められた数値以下でないと判定した場合に、前記第2のパラメータ値を、前記入力手段に前記第1のパラメータ値として入力し、前記入力手段と、前記パラメータ算出手段と、前記データ比較手段と、前記固有反応性値出力手段とを、前記固有反応性値出力手段が前記固有反応性を示す値を出力するまで繰り返して動作させるパラメータ回帰手段と、 を備えることを特徴とするパラメータ算出装置。
IPC (1件):
F23N 5/00
FI (1件):
F23N5/00 Z
Fターム (4件):
3K003EA07 ,  3K003FA10 ,  3K003GA06 ,  3K003HA01
引用特許:
出願人引用 (3件)

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