特許
J-GLOBAL ID:200903014256542265

電気機械式ブレーキの制御または調節装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-513919
公開番号(公開出願番号):特表平11-513337
出願日: 1996年09月11日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】電気機械式または電動式操作されるブレーキの場合には、空隙を調節するという問題がある。なぜなら、この種のブレーキの場合には、油圧式ブレーキの場合に設けられているような自動戻り手段が使用できないからである。そのために先ず最初に、モータの中立位置を検出する必要がある。この中立位置は、この位置で摩擦要素がディスクブレーキにまさに接触することによって定められる。この状況は検出装置によって検出される。この検出装置は好ましい実施形では次のような作動する。摩擦パッドが摩擦ディスクの方へ移動するように、モータは知られていない位置から一定のモータトルクで駆動される。その際、モータは加速される。というのは、スタートストロークにおいて抵抗が一定であるからである。摩擦パッドがブレーキディスクに当たるときに、モータが急に減速する。角速度の零通過を検出し、摩擦面がブレーキディスクに当たっていると解釈することができる。そして、いわゆる接触信号が発生させられる。この接触信号は、調節すべき空隙に一致する所定の角度だけ位置制御されてモータを戻す。
請求項(抜粋):
電動式ブレーキが第1の摩擦面を備え、この第1の摩擦面が制動すべき部材と共に動く部材に形成され、ブレーキが一方の摩擦要素に形成された第2の摩擦面を備え、この摩擦要素が電動機によって第1の摩擦面の方へ移動可能であり、第1と第2の摩擦面が互いに空隙を保ち、センサが電動機のロータの回転角度を直接的または間接的に検出し、接触検出手段が、第1の摩擦面と第2の摩擦面が接触しているかどうかを検出することができ、そして接触信号を発生する、電動式ブレーキを制御または調節するための装置において、第1の摩擦面が第2の摩擦面上にあるとき(中立位置)の電動機の角度を測定するために、第1の摩擦面が第2の摩擦面に当たるときの電動機の角速度の変化が評価されることを特徴とする装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-139563

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