特許
J-GLOBAL ID:200903014262950693

往復動型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-271449
公開番号(公開出願番号):特開平8-135568
出願日: 1994年11月04日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】製造上の不可避的な芯ずれを許容しつつ、回転弁周りの潤滑油が乏しい状態であっても回転弁の焼付きを防止するとともに、駆動軸の円滑な回転を可能とする。【構成】回転弁40と駆動軸6との間に駆動軸6より大径の仲介部材50を設ける。回転弁40の前端にはピン42を軸心Oから可及的に偏心した位置に設け、駆動軸6の後端には凸部60を設ける。仲介部材50は、凸部60が嵌合されて径方向の移動を許容する長孔51と、この長孔51の延在方向に貫設され、ピン42が嵌合されて仲介部材50の周方向の移動を許容する丸孔52とを有する。
請求項(抜粋):
軸心まわりに複数のボアを有するシリンダブロックと、該シリンダブロックの軸孔内に嵌挿支承された駆動軸と、該駆動軸と共動するクランク室内の斜板に連係されて該ボア内を直動するピストンと、該軸孔と連通する吸入室及び該吸入室の外方域に形成された吐出室を有して該シリンダブロックの端面を閉塞するハウジングとを備え、該各ボアと該軸孔との間には導通路が形成され、該駆動軸の後端には吸入行程にある各ボアの導通路と該吸入室とを順次連通する吸入通路をもつ回転弁が同期回転可能に設けられた往復動型圧縮機において、前記回転弁と前記駆動軸との間には該駆動軸より大径の仲介部材が設けられ、該回転弁の前端には前記軸心と平行な円筒面を有する第1嵌合部が該軸心から可及的に偏心した位置に設けられ、該駆動軸の後端には該軸心と平行な対向平面を有する第2嵌合部が設けられ、該仲介部材は、該第2嵌合部が嵌合されて径方向の移動を許容する第2被嵌合部と、該第2被嵌合部の延在方向に設けられ、該第1嵌合部が回転方向に嵌合される第1被嵌合部とを有することを特徴とする往復動型圧縮機。
IPC (2件):
F04B 27/08 ,  F04B 39/10
FI (2件):
F04B 27/08 P ,  F04B 27/08 Q

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