特許
J-GLOBAL ID:200903014263969002

窒素含有焼結硬質合金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-153447
公開番号(公開出願番号):特開平8-013077
出願日: 1994年07月05日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 特に切削加工用工具の材質として極めて耐熱衝撃性に優れ、かつ耐摩耗性及び強度に富み、湿式切削にも使用可能な窒素含有焼結硬質合金を提供する。【構成】 Tiと、周期律表の4a,5a,6a族から選ばれたTiを除く少なくとも1種の遷移金属の炭化物、窒化物、炭窒化物あるいはこれらの複合炭窒化物の少なくとも1種以上からなる硬質相が75〜95重量%で、Ni及びCo並びに不可避不純物を含む結合相が5〜25重量%であり、X線回折測定でB1構造のピークが2種類検出される窒素含有焼結硬質合金において、(表面の半価幅)/(内部の半価幅)、IH 、IN 、IH /IN (X線のCu-Kα線B1構造の(220)面からの回折曲線を使用)、ピーク位置ずれ角、IWN、IWH/IWNを特定した。【効果】 従来は高価な被覆超硬合金工具でしか使用できなかった加工領域に対し、コーティングなしで極めて信頼性が高い窒素含有焼結硬質合金を提供できるという効果を有する。
請求項(抜粋):
Tiと、周期律表の4a,5a,6a族から選ばれたTiを除く少なくとも1種の遷移金属の炭化物、窒化物、炭窒化物あるいはこれらの複合炭窒化物の少なくとも1種以上からなる硬質相が75〜95重量%で、Ni及びCo並びに不可避不純物を含む結合相が5〜25重量%であり、X線回折測定でB1構造のピークが2種類検出される窒素含有焼結硬質合金において、X線回折測定における2つのB1構造の同一回折面からのピークのうち低角側に検出される強度の大きい方のピークにおいて、合金表面部で測定するX線回折ピークの半価幅が、合金の1mm以上内部で測定するX線回折ピークの半価幅に対し40%以上60%未満である事を特徴とする窒素含有焼結硬質合金。
IPC (3件):
C22C 29/02 ,  C22C 29/16 ,  C22C 1/05

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