特許
J-GLOBAL ID:200903014270531241

磁気共鳴画像化方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沢田 雅男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-148511
公開番号(公開出願番号):特開平6-181911
出願日: 1993年05月27日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 表示画像から、ぼやけやリンギング等のアーチファクトを大幅に抑圧する磁気共鳴画像化方法及び装置を提供する。【構成】 磁気共鳴画像化方法において、多数の再フォーカスRFパルス(222〜229、322〜329)が付与され、励起用RFパルス(221、321)に後続してスピン・エコー信号が得られる。RFパルス及びスイッチされる勾配磁場の不完全さが核双極子モーメントの所望の位相からのずれを招来し、画像中にアーチファクト叉はゴースト等として現れる。測定中叉は補足測定中における位相符号化値(242〜248、342〜348)の適切な配列により、画像中の位相ずれによる影響が大幅に低減され、アーチファクト及びゴーストの少ない画像が得られる。アーチファクトの低減は、測定されたNMR信号の重み付けによっても得られる。
請求項(抜粋):
略一様な静止主磁場中に置かれた物体の磁気共鳴画像化を行う方法において、前記物体の少なくとも一部における核双極子モーメントを励起するための励起無線周波(RF)パルスを付与する過程と、前記励起RFパルスに続く複数の再フォーカスRFパルスと、前記の励起された一部における位置依存性磁気共鳴信号を発生させるための勾配磁場とを付与する過程であって、前記勾配磁場及び/叉は前記再フォーカスRFパルスが公称位相符号化値からのずれを有する実際の位相符号化値で核双極子モーメントの位相符号化を行うような過程と、前記再フォーカスRFパルスの少なくとも幾つかに続く信号を含む一連の磁気共鳴信号を測定する過程と、測定された前記一連の磁気共鳴信号を画像に変換する過程であって、これら一連の信号が、上記変換に先立って、前記位相符号化値の公称値と実際の値との間のずれの前記画像に対する影響が低減されるように変更される過程と、を有していることを特徴とする磁気共鳴画像化方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (4件):
A61B 5/05 380 ,  A61B 5/05 374 ,  A61B 5/05 382 ,  G01N 24/08 Y

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