特許
J-GLOBAL ID:200903014271972659

圧力制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-231249
公開番号(公開出願番号):特開平11-063740
出願日: 1997年08月27日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 ベローズの破損、およびベローズの変形特性が変化することを防止する。【解決手段】 ベローズ306の外側に密閉空間308を構成するとともに、この密閉空間308に所定の飽和液密度でCO2 を封入する。これにより、仮にCO2 漏れ等の原因により放熱器出口側の圧力が低下した場合には、ベローズ306の外側から圧力が作用することとなるので、ベローズ306の内側から圧力が作用する場合に比べて、ベローズ306が座屈変形し難くくなる。したがって、ベローズ306の破損および変形特性の変化を防止することができる。
請求項(抜粋):
放熱器(2)内の圧力が冷媒の臨界圧力を越える蒸気圧縮式冷凍サイクルに適用され、前記放熱器(2)から蒸発器(4)まで至る冷媒流路(6)に配置され、前記放熱器(2)出口側の冷媒温度に応じて前記放熱器(2)出口側圧力を制御する圧力制御弁であって、前記放熱器(2)側に接続される流入口(302)、前記蒸発器(4)側に接続される流出口(303)、および前記流入口(302)側と前記流出口(303)側とを連通させる弁口(304)を有するハウジング(301)と、前記ハウジング(301)内に配設され、伸縮する蛇腹状のベローズ(306)と、前記ベローズ(306)に連動して変位し、前記弁口(304)を開閉する弁体(309)と、前記弁口(304)を挟んで前記流入口(302)側の空間(302a)にて、前記ベローズ(306)の外側に前記ベローズ(306)と共に密閉空間(308)を構成するインナーハウジング(307)とを備え、前記ベローズ(306)の伸縮方向両端は、その伸縮方向と直交する方向の変位を規制されており、前記密閉空間(308)内には、冷媒が前記弁口(304)が閉じられた状態における前記密閉空間(307)内体積に対して、前記冷媒の温度が0°Cでの飽和液密度から前記冷媒の臨界点での飽和液密度に至る範囲の密度で封入され、さらに、前記ベローズ(306)は、前記密閉空間(308)内体積の膨張に応じて前記弁口(304)を閉じる向きの力を前記弁体(309)に作用させることを特徴とする圧力制御弁。
IPC (3件):
F25B 41/06 ,  F25B 1/00 395 ,  F25B 9/00
FI (3件):
F25B 41/06 Q ,  F25B 1/00 395 Z ,  F25B 9/00 Z

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