特許
J-GLOBAL ID:200903014274323872

粘着用材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-309820
公開番号(公開出願番号):特開平10-147758
出願日: 1996年11月21日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 シリコーン粘着剤の特性を生かしながら、入手しやすく、かつ地球環境に悪影響を及ぼす溶媒を必要としない剥離剤と組み合わせた粘着用材を提供する。【解決手段】 基材の少なくとも一方の表面に、付加反応型シリコーン剥離剤組成物を硬化させて得られる(A)剥離剤層を形成させ、別の基材の少なくとも一方の表面に、分子中にフェニル基を有する付加反応型シリコーン粘着剤組成物またはその硬化物からなる(B)粘着剤層を形成させて、(A)と(B)が隣接するように両基材を組み合わせるか、1個の基材の一方の面に(A)、他方の面に(B)を形成させたことを特徴とする粘着用材。
請求項(抜粋):
基材の少なくとも一方の表面に、(A)(i)ケイ素原子に結合したアルケニル基を分子中に少なくとも2個有し、ケイ素原子に結合した残余の有機基がメチル基である、25°Cにおける粘度が50〜1,000cPのアルケニル基含有ポリジオルガノシロキサン;(ii)ケイ素原子に結合した水素原子を分子中に少なくとも3個有するポリメチルハイドロジェンシロキサン (i)のアルケニル基1個に対する該水素原子の量が0.5〜2.5個になる量;および(iii)白金系触媒 触媒量を含む剥離剤組成物を硬化させて得られる剥離剤層を形成させ;別の基材の少なくとも一方の表面に、(B)(a)(1)ケイ素原子に結合した有機基の5〜25モル%がフェニル基、0.01〜1.0モル%がアルケニル基であり、かつ分子中に該アルケニル基を少なくとも2個有し、残余の有機基がアルキル基であり、両末端が水酸基で封鎖されたポリジオルガノシロキサン100重量部と、(2)R3 SiO1/2 単位とSiO4/2 単位からなり(式中、Rは1価の炭化水素基を表す)、SiO2 単位1モルに対するR3 SiO1/2 単位の量が0.5〜1.3モルであり、ケイ素原子に結合した水酸基を分子中に少なくとも1個有する分岐状ポリオルガノシロキサン60〜250重量部と、を部分縮合させて得られたフェニル基含有ポリオルガノシロキサン縮合体;(b)ケイ素原子に結合した水素原子を分子中に少なくとも3個有するポリオルガノハイドロジェンシロキサン (a)のアルケニル基1個に対する該水素原子の量が1.0〜30個になる量;および(c)白金系触媒 触媒量を含む粘着剤組成物またはその硬化物からなる粘着剤層を形成させて、両方の基材を、(A)剥離剤層と(B)粘着剤層が隣接するように組み合わせたことを特徴とする粘着用剤。
IPC (5件):
C09J 7/02 ,  B32B 27/00 ,  C09J183/05 ,  C09J183/06 ,  C09J183/07
FI (5件):
C09J 7/02 Z ,  B32B 27/00 M ,  C09J183/05 ,  C09J183/06 ,  C09J183/07
引用特許:
出願人引用 (11件)
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