特許
J-GLOBAL ID:200903014275886021

適合学習をする無帰戻燃料給送機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-014540
公開番号(公開出願番号):特開平8-270519
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【課題】 エンジンの燃料需要を予測して必要量の燃料だけを噴射器へ送る無帰戻燃料給送システムに於て、部品の摩耗、フィルタの目詰り等の経時変化にも対応して体系的誤差を除去する、改良されたシステムを提供すること。【解決手段】 燃料流量を決める燃料ポンプ10の回転速度は、センサ26が検知する吸気マニホルドと燃料マニホルド16の圧力差、燃料温度、運転条件等によって、主としてフィードバックループ30とフィードフォワードループ32によって制御される。ここで、流量適合化ブロック100は、燃料システムの経時変化等による燃料流量予測ブロック40の出力の一定の体系的または偏り誤差を調整する。このとき、タイマによって一定時間監視することによって過渡的状態から生じた誤差は除く。加算器102が、この適合調整値をフィードフォワードループ32によって選択された基本フィードフォワード燃料ポンプデューティーサイクルに加える。
請求項(抜粋):
無帰戻燃料給送システムからエンジンへの燃料流量を制御する可変速燃料ポンプ(10)の速度を制御するための適合機構であって:エンジンが無帰戻燃料給送システムに要求する燃料流量を検知するための要求検知手段;燃料ポンプの速度を制御するために使用するフィードフォワード燃料ポンプ値を表す複数の1次信号を記憶するための、上記要求検知手段に結合されそれに反応して選択するための第1記憶手段;上記1次信号に対する適合調整値を表す複数の2次信号で、上記1次信号の各々に対応する信号を記憶するための、上記要求検知手段に結合されそれに反応して選択するための第2記憶手段;上記第1記憶手段、上記第2記憶手段、および燃料ポンプに結合され、上記要求検知手段に従って上記1次信号の一つを上記2次信号の一つと結合することによって燃料ポンプの速度を制御して、燃料ポンプを駆動するポンプ制御手段;所定の時間間隔を区切るためのタイマ;上記タイマおよび上記要求検知手段に結合され、上記時間間隔中所定の限界内でだけ変動する、上記の要求される燃料流量を表す定常要求信号を発生する、状態決定手段;上記タイマに結合され、上記の要求された燃料流量と上記時間間隔中に無帰戻燃料システムによってエンジンへ供給された燃料流量との間の差を表す平均燃料ポンプ流量誤差信号を測定する誤差手段;並びに上記第2記憶手段、上記誤差手段、および上記状態決定手段に結合され、上記定常要求信号の下で運転しているとき上記の要求された燃料流量に関連した上記平均燃料ポンプ流量誤差信号を最小にするため、上記平均燃料ポンプ流量誤差信号に従って、上記定常要求信号を受けているときだけ、上記2次信号を調整する調整手段;を含む機構。
IPC (3件):
F02M 37/08 ,  F02D 41/02 330 ,  G05B 11/32
FI (3件):
F02M 37/08 B ,  F02D 41/02 330 Z ,  G05B 11/32 F

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