特許
J-GLOBAL ID:200903014280572850

冷却塔用ストレーナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-142608
公開番号(公開出願番号):特開2005-324090
出願日: 2004年05月12日
公開日(公表日): 2005年11月24日
要約:
【課題】 形状を適切化して高さ寸法低減に対応しつつ空気の流入を阻止できることに加え、濾過部分に溜った不純物やスケール等の異物を確認しやすく、清掃等のメンテナンス作業性を大幅に向上させられる冷却塔用ストレーナを提供する。【解決手段】 ストレーナ本体10をその大部分が取水口52上端より低い略箱形状とすると共に、水の進入路をストレーナ本体10側部と下部水槽50底面との間の隙間とし、且つストレーナ本体10下部に配設するフィルタ20を曲面状として、ストレーナ内へ水の吸込まれる方向を水槽底面に沿う横からの向きに制御しつつ、フィルタにおける濾過面積を十分確保することから、水を隙間から横向きに吸込みつつ異物を適切に捕捉でき、且つ異物の詰りに伴う水の流路閉塞を生じにくくする一方、取水口近傍での水の下向き移動を発生させないようにして下部水槽50水面付近の空気の吸込みを抑えられる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
冷却塔の下部水槽底部近傍で横向きに開口して冷却対象の循環水又は冷却塔熱交換部への散布用の散布水を取出す取水口に対し、前記取水口周りに覆い被さって取水口へ向う前記循環水又は散布水の進入方向を制限する略箱状のストレーナ本体と、当該ストレーナ本体所定位置に配設され、前記取水口へ向う循環水又は散布水を通過させつつ当該循環水又は散布水から所定の大きさ以上の異物を濾し取るフィルタとを備える冷却塔用ストレーナにおいて、 前記ストレーナ本体が、下部水槽に伏せた状態として配置されると共に前記取水口に側部を接続されて内部を連通させる略箱状体で形成され、一又は複数の側部と下部水槽底面との間に隙間を有すると共に、上面部のうち取水口との接続部近傍を除いた部分を取水口上端位置より低くされてなり、 前記フィルタが、円筒面の一部をなす曲面状の略板状濾材で形成され、下部水槽底面との間に隙間を有し、且つ前記取水口より外側に位置する状態で、曲面凸側を下向きとして配設されることを 特徴とする冷却塔用ストレーナ。
IPC (3件):
B01D35/027 ,  F28C1/16 ,  F28F25/02
FI (3件):
B01D35/02 F ,  F28C1/16 ,  F28F25/02
Fターム (3件):
4D064BC12 ,  4D064BC23 ,  4D064BC24
引用特許:
審査官引用 (4件)
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