特許
J-GLOBAL ID:200903014281075540

電子写真感光体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石島 茂男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-394099
公開番号(公開出願番号):特開2002-196519
出願日: 2000年12月26日
公開日(公表日): 2002年07月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】電気特性、塗工性が良好で高感度の電子写真感光体を得る。【解決手段】本発明の電子写真感光体は、オキシチタニウムフタロシアニンと無金属フタロシアニンとを有し、CuKαを線源とするX線回折スペクトルにおいてブラッグ角(2θ±0.2°)7.0°、9.0°、18.0°、23.9°、27.2°にピークを有するフタロシアニン組成物を電荷発生材料として有しており、このような電荷発生材料は長波長域に高い感光度を有する上、塗工液とした時の結晶安定性も高い。上記の電荷発生材料は、下記一般式(1)、(2)に示す化合物のいずれか一方又は両方を有する電荷発生材料との相性が良く、本発明の電子写真感光体は、高感度且つ低残留電位という優れた電気特性を示す。
請求項(抜粋):
導電性支持体上に少なくとも電荷発生材料と電荷移動材料と結着樹脂を含有する感光層を積層してなる電子写真感光体において、前記電荷発生材料がオキシチタニウムフタロシアニンと無金属フタロシアニンとを含有するフタロシアニン組成物であって、前記フタロシアニン組成物がCuKαを線源とするX線回折スペクトルにおいてブラッグ角(2θ±0.2°)7.0°、9.0°、18.0°、23.9°、27.2°にピークを有し、前記電荷移動材料が一般式(1)に表す化合物又は一般式(2)に示す化合物のいずれか一方又は両方を有することを特徴とする電子写真感光体。【化1】〔一般式(1)中に示される置換基R1と置換基R2とは、各々炭素数が1以上6以下のアルキル基であり、一般式(1)中に示される置換基R3は、水素原子又はジアルキルアミノ基のいずれか一方である。〕【化2】〔一般式(2)中に示される置換基R4〜R7は、水素原子と、ハロゲン原子と、炭素数が1以上6以下のアルキル基と、アルコキシ基と、アリール基とからなる群より選択されるいずれか1種類の置換基をである。一般式(2)中に示される置換基R8は水素原子と、ハロゲン原子と、炭素数が1以上6以下のアルキル基と、アルコキシ基と、アリール基と、アルケニル基と、アルカジエニル基と、一般式(3)に表される置換基とからなる群より選択されるいずれか1種類の置換基であり、一般式(2)中のmは0又は1の整数を表す。〕【化3】〔一般式(3)中、置換基R9と、置換基R10とは、各々水素原子と、ハロゲン原子と、炭素数が1以上6以下のアルキル基と、アルコキシ基と、アリール基とからなる群より選択されるいずれか1種類の置換基であり、一般式(3)中のnは0又は1の整数を表す。〕
IPC (5件):
G03G 5/06 371 ,  G03G 5/06 313 ,  G03G 5/06 372 ,  C09B 47/08 ,  C09B 67/50
FI (5件):
G03G 5/06 371 ,  G03G 5/06 313 ,  G03G 5/06 372 ,  C09B 47/08 ,  C09B 67/50 Z
Fターム (7件):
2H068AA19 ,  2H068AA20 ,  2H068AA32 ,  2H068BA13 ,  2H068BA38 ,  2H068BA39 ,  2H068FA14
引用特許:
審査官引用 (5件)
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