特許
J-GLOBAL ID:200903014283723336

写真フイルムパトローネ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-088764
公開番号(公開出願番号):特開平6-301157
出願日: 1993年04月15日
公開日(公表日): 1994年10月28日
要約:
【要約】【目的】 写真フイルムパトローネから写真フイルムを送り出すときに、写真フイルムがパトローネ本体と擦れて擦り傷,屑が発生することを防ぐ。【構成】 パトローネ本体の上ケース11に一体形成されたリブ15は、写真フイルム通路21まで伸び、蓋閉状態時には蓋部材14に設けられた凹部14dがリブ15の先端部15aの先端に嵌まり込むようになっている。先端部15aは写真フイルム通路21内において、写真フイルム通路21の壁面より高さHであり、写真フイルム通路21を通る線分が写真フイルム1の最外周に接する点Pから垂直距離J、写真フイルム通路を通る線分が写真フイルムの最外周に接する点Pと、前記壁面との間の垂直距離をK,K+H=Jとしたときに-1.0mm≦K、0.5mm≦H、2.0≧Jを満たすように成型され、給送される写真フイルム1をガイドして写真フイルム1が樋状カーリングにより写真フイルム通路21と接触して予定露光範囲に傷が付くことを防止し、リブ15の摩擦による屑の発生を防止する。
請求項(抜粋):
写真フイルムを巻きつけたスプールと、これを回転自在に収納したパトローネ本体とからなり、前記スプールの回転により写真フイルムをパトローネ本体に形成した写真フイルム通路を通してパトローネ本体外に送り出す写真フイルムパトローネにおいて、前記パトローネ本体は前記写真フイルム通路を開閉する遮光蓋を有し、かつ前記写真フイルム通路の写真フイルムバック面に対面した壁面には、写真フイルムのバック面と有効画面外で接し、前記壁面とバック面との接触を防ぐための一対の突起を形成し、この突起の前記壁面からの高さをH、写真フイルム通路を通り、且つ写真フイルムの最外周に接する線分との接点Pと、前記突起の頂点との間の垂直距離をJ、写真フイルム通路を通る線分が写真フイルムの最外周に接する点Pと、前記壁面との間の垂直距離をK、K+H=Jとしたとき、-1.0mm ≦ K0.5mm ≦ H2.0mm ≧ Jの条件を満足することを特徴とする写真フイルムパトローネ。

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