特許
J-GLOBAL ID:200903014285120043

液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-084961
公開番号(公開出願番号):特開平11-265174
出願日: 1998年03月16日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 飛び越し走査方式の画像信号を扱う液晶表示装置において、行走査電極の配線抵抗等に起因した表示品質の劣化を防止する。【解決手段】 垂直走査制御回路22で水平走査期間のN倍のパルス幅を有した垂直スタート信号VSToを作成すると共に、それを各行走査電極駆動回路10-1,2に対してフィールド毎に交互に同位相状態と1水平走査期間だけ位相差を有した状態で入力する。2N行分の行走査電極Gjの組を単位として水平走査期間毎に2行分ずらせる態様で選択するために、各行走査電極Gjに対する選択パルスの印加期間を水平走査期間のN倍にできると共に、選択パルスを書き込み開始時に先行して十分に立ち上がった状態で印加でき、行走査電極Gjに配線抵抗等が存在しても各画素電極に対する画素信号の確実な書き込みが実現できる。
請求項(抜粋):
1水平走査に係る画素数分の列信号電極と、1垂直走査に係る水平走査線数分の行走査電極と、前記の列信号電極と行走査電極の各交差部に形成され、前記行走査電極に印加される垂直走査信号によってオン/オフ制御されるスイッチング素子とそのスイッチング素子を介して前記列信号電極から画素信号が書き込まれる画素電極とからなる各能動素子部と、前記の各列走査電極に画素信号を順次印加する列信号電極駆動手段と、前記の各行走査電極に走査信号を順次印加する行走査電極駆動手段と、前記の各画素電極の配設領域に対向配置せしめた共通電極基板と、前記の各画素電極の配設領域と前記共通電極基板との間に封止された液晶層とを備え、飛び越し走査方式の画像信号の極性を垂直走査期間毎に交互に反転させて液晶を交流駆動しながら画像表示を行なうアクティブマトリクス型液晶表示装置において、前記行走査電極駆動手段の動作を、前記行走査電極における隣り合う2N行分(Nは2以上の整数)の組を前後する水平走査期間で2行分ずらせて選択すると共に、選択された前記行走査電極の各組毎に1水平走査期間のN倍の期間を有した垂直走査信号をその終了時と各水平走査期間の終了時とが一致するタイミングで順次印加し、且つ前後するフィールド期間で前記行走査電極の組み合わせが1行分ずれるように制御する垂直走査制御手段を具備したことを特徴とする液晶表示装置。
IPC (3件):
G09G 3/36 ,  G02F 1/133 550 ,  H04N 5/66 102
FI (3件):
G09G 3/36 ,  G02F 1/133 550 ,  H04N 5/66 102 B

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