特許
J-GLOBAL ID:200903014293633165

車両用前照灯

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-193292
公開番号(公開出願番号):特開平10-040712
出願日: 1996年07月23日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 従来の車両用前照灯における配光特性の形状は、運転席から運転者が見ることができる運転視界を考慮するものでなく、配光特性が運転視界外も照明して損失となり、効率的な照明が行われない問題点を生じていた。【解決手段】 本発明により、拡散カットはレンズ4の水平方向の略中心で対向車線側拡散カット4bと路肩側拡散カット4cとに区分され、対向車線側拡散カット4bにはその拡散方向に対向車線側が下がり路肩側が上がる第一の傾斜角θ1が与えられ、路肩側拡散カットにはその拡散方向に水平方向、若しくは、対向車線側が上がり路肩側が下がる第二の傾斜角θ2が与えられている車両用前照灯1としたことで、運転席が車両の中心に設けられていないことにより生じている左右が非対称の運転視界Sに対して、車両用前照灯の配光特性の形状を対応させて課題を解決するものである。
請求項(抜粋):
光源光を放物面系の反射面により略平行光線とし、この平行光線をレンズに施された拡散カットで水平方向に拡散して配光特性を形成して成る車両用前照灯において、前記拡散カットは前記レンズの水平方向の略中心で対向車線側拡散カットと路肩側拡散カットとに区分され、前記対向車線側拡散カットにはその拡散方向に水平方向に対して対向車線側が下がり路肩側が上がる第一の傾斜角が与えられ、前記路肩側拡散カットにはその拡散方向に水平方向、若しくは、水平方向に対して対向車線側が上がり路肩側が下がり且つ第一の傾斜角よりも少ない第二の傾斜角が与えられていることを特徴とする車両用前照灯。

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