特許
J-GLOBAL ID:200903014295858938

回転軸系縦振動用動吸振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長屋 二郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-069119
公開番号(公開出願番号):特開平7-253140
出願日: 1994年03月14日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 本発明の回転軸系縦振動用動吸振器の目的は、クランク軸等とともに回転しながらクランク軸等の縦振動を制振し、制動反力を軸外部へ伝えることなく軸系の縦振動を制振できる回転軸系縦振動用動吸振器を提供するにある。【構成】 内燃機関等の回転軸系の縦振動制振装置において、シリンダ11とフランジ16で構成される外殻の内にピストンマス11と、ガイド軸12と、ばね13a,13bと、前記両外殻内の油室を満たす油と、前記シリンダと前記ピストンマスとを一緒に回転させるための凹凸機構17a〜17d,18a〜18dとを備え、更にピストンマス11に設けられた油流通穴21a〜21dと、前記凹凸機構へ通ずる潤滑油供給穴(19a〜19h),(20a〜20h)とを有してなることを特徴とする。
請求項(抜粋):
シリンダ(10)とフランジ(16)で構成された外殻と;該外殻の内部に設けられガイド軸(12)により案内されるとともにその両側より振動数調整用ばね(13a),(13b)により押圧されたピストンマス(11)と;該ピストンマスとシリンダ(10)を周方向に一体として回転せしめる凹凸機構(17),(18)と;前記シリンダとその内部に嵌入されたピストンマス(11)とフランジ(16)によりピストンマス(11)の両側に形成され、その内部に減衰付加用油が充てんされた両油室(14a),(14b)と;該両油室内の油がピストンマス(11)の移動により相互に流通する流通穴(21)及び前記凹凸機構へ潤滑油を供給する潤滑油供給穴(19),(20)とを有してなる回転軸系縦振動用動吸振器。
IPC (3件):
F16F 15/10 ,  F16F 15/16 ,  F16F 15/26

前のページに戻る