特許
J-GLOBAL ID:200903014299175096

鍛造金型のパンチ構造及びそれを用いた金属部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-168774
公開番号(公開出願番号):特開2000-000627
出願日: 1998年06月16日
公開日(公表日): 2000年01月07日
要約:
【要約】【課題】 部品に凸部を形成するための深い凹部がパンチ先端面に形成されていても、その凹部底に応力集中が起こりにくく長寿命であり、破損を生じた場合でも部分的な交換で復旧可能な鍛造金型のパンチ構造を提供する。【解決手段】 パンチ1においては、パンチ本体2が複数のパンチ要素4〜6に分割され、それら基端側がパンチホルダ3により結束される。そして、パンチ本体2の先端面には、被加工材Wに凸部107,108を形成するための凹部7,8が、パンチ分割面Pにて互いに接する2つのパンチ要素4,5ないし5、6に、内面がまたがる形態で形成される。これにより、凹部7、8内に被加工材が圧入された場合に、凹部底に応力集中が起こりにくくなり、パンチの破損が生じにくくなって寿命が延びる。また、パンチ本体2に破損が生じた場合は、破損の生じたパンチ要素のみを交換すればよいので、交換費用が安価で済む。
請求項(抜粋):
雌型のキャビティ内に被加工材を配置した状態で該キャビティに出入り可能なパンチにより、前記被加工材を前記キャビティ内で圧縮してこれを鍛造する鍛造金型の前記パンチにおいて、先端部が前記キャビティ内に出入りするとともに、パンチ基端側からパンチ先端側に向けて自身を横切る1又は複数のパンチ分割面により複数のパンチ要素に分割して構成されたパンチ本体と、前記複数のパンチ要素を一体的に結束するパンチホルダとを備え、前記パンチ本体の先端面には、前記被加工材に凸部を形成するための凹部が、前記パンチ分割面にて互いに接する2つのパンチ要素に内面がまたがる形態で形成されていることを特徴とする鍛造金型のパンチ構造。
IPC (5件):
B21J 13/02 ,  B21D 37/02 ,  B21D 37/14 ,  B21J 5/02 ,  B21K 1/62
FI (5件):
B21J 13/02 K ,  B21D 37/02 A ,  B21D 37/14 G ,  B21J 5/02 A ,  B21K 1/62 A
Fターム (8件):
4E050AA01 ,  4E050JC03 ,  4E050JD05 ,  4E087AA09 ,  4E087BA03 ,  4E087CA14 ,  4E087EC14 ,  4E087HA91

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