特許
J-GLOBAL ID:200903014306012777

便中の酸耐性微生物の改良された検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-530573
公開番号(公開出願番号):特表2003-511698
出願日: 2000年10月12日
公開日(公表日): 2003年03月25日
要約:
【要約】本発明は、酸耐性微生物での哺乳動物の感染を検出するための方法であって、(a)哺乳動物の便試料を、(aa)1種類の受容体と、酸耐性微生物由来の抗原と当該受容体との複合体形成を可能にするような条件下でインキュベートする、又は(b)2種類の異なる受容体群と、酸耐性微生物由来の抗原と当該2種類の受容体との複合体形成を可能にするような条件下でインキュベートする、そして、ここにおいて、(aa)の受容体又は(ab)の受容体群は、抗原と特異的に結合し、当該抗原は少なくともいくつかの哺乳動物において、天然の構造、又は酸耐性微生物で感染されたもしくは免疫化された後に哺乳動物が抗体を産生するような構造、又は、酸耐性微生物の抽出物若しくは溶解物、又はそれ由来のタンパク質若しくはその断片若しくは合成ペプチドが抗体を産生するような構造、に相当する構造を、腸を通過後に示す;そして(b)(a)による少なくとも1種類の抗原-受容体複合体の形成を検出することを含む、前記方法に関する。好ましくは、酸耐性微生物は細菌であり、特に、ヘリコバクター・ピロリ、ヘリコバクター・ヘパティクス、カンピロバクター・ジェジュニまたはヒト型結核菌(Mycobacterium tuberculosis)である。さらに、単数または複数の受容体(群)は、好ましくは、カタラーゼの単数または複数のエピトープに結合する。さらに、本発明は、前記成分を含む、診断および医薬組成物、及び試験装置、並びに前記成分を含むパッケージングに関する。
請求項(抜粋):
哺乳動物の酸耐性微生物による感染を検出するための方法であって、 (a)哺乳動物の便試料を、(aa)1種類の受容体と、酸耐性微生物由来の抗原と当該受容体との複合体形成を可能にするような条件下でインキュベートする、又は(b)2種類の異なる受容体群と、酸耐性微生物由来の抗原と当該2種類の受容体との複合体形成を可能にするような条件下でインキュベートする、そして、 ここにおいて、(aa)の受容体又は(ab)の受容体群は、抗原と特異的に結合し、当該抗原は少なくともいくつかの哺乳動物において、天然の構造、又は酸耐性微生物で感染されたもしくは免疫化された後に哺乳動物が抗体を産生するような構造、又は、酸耐性微生物の抽出物若しくは溶解物、又はそれ由来のタンパク質若しくはその断片若しくは合成ペプチドが抗体を産生するような構造、に相当する構造を、腸を通過後に示す;そして (b)(a)による少なくとも1種類の抗原-受容体複合体の形成を検出することを含む、前記方法。
IPC (11件):
G01N 33/569 ,  C07K 16/12 ,  C12N 15/09 ZNA ,  G01N 33/497 ,  G01N 33/50 ,  G01N 33/543 521 ,  G01N 33/545 ,  G01N 33/553 ,  G01N 33/573 ,  G01N 33/577 ,  C12P 21/08
FI (12件):
G01N 33/569 B ,  C07K 16/12 ,  G01N 33/497 A ,  G01N 33/50 F ,  G01N 33/50 Z ,  G01N 33/543 521 ,  G01N 33/545 A ,  G01N 33/553 ,  G01N 33/573 A ,  G01N 33/577 B ,  C12P 21/08 ,  C12N 15/00 ZNA A
Fターム (16件):
4B024AA01 ,  4B024AA13 ,  4B024BA50 ,  4B024GA03 ,  4B024HA04 ,  4B024HA15 ,  4B064AG27 ,  4B064CC24 ,  4B064DA15 ,  4H045AA11 ,  4H045AA30 ,  4H045AA40 ,  4H045BA10 ,  4H045CA42 ,  4H045DA76 ,  4H045EA34
引用文献:
審査官引用 (5件)
  • INFECT IMMUN, 1997, Vol.65, No.11, Page.4668-4674
  • Basic and Clinical Aspects of H.pylori Infection, 1994, Page.223-226
  • J Microbiol Methods, 1995, Vol.23, No.3, Page.321-328
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