特許
J-GLOBAL ID:200903014307176609

活線ケーブル絶縁劣化診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-046288
公開番号(公開出願番号):特開平9-243685
出願日: 1996年03月04日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 零相電圧の影響を排除して活線下でケーブルの正確な劣化診断を行うことができる装置を提供する。【解決手段】 零相電流用変成器中を通過して一端がケーブルしゃへい3’に接続されたケーブルしゃへい接地線3の他端を接地することなく高圧系統の中性点Nに接続して該ケーブルしゃへい接地線を介して零相電圧V0をケーブルしゃへいに印加することにより該零相電圧に基づく測定誤差を除去する。また、ケーブルしゃへい接地線に流れる地絡電流をセンサにより検出し、地絡電流が一定値に達するとスイッチ13を切り替えてケーブルしゃへい接地線を接地する。
請求項(抜粋):
抵抗接地系の高圧系統に発生する零相電圧の存在下において、活線電力ケーブル端末に挿入した零相電流用変成器の二次側に、周波数-インピーダンス特性の異なる3種の要素を切替え接続してその交流端子電圧を測定することにより、該ケーブル内部で発生する等価中心雑音周波数における起電流能の大小を知り、これによってケーブル絶縁劣化の程度を診断する活線ケーブル絶縁劣化診断装置であって、前記零相電流用変成器中を通過して一端がケーブルしゃへいに接続されたケーブルしゃへい接地線の他端を接地することなく前記高圧系統の中性点に接続して該ケーブルしゃへい接地線を介して前記零相電圧をケーブルしゃへいに印加することにより該零相電圧に基づく測定誤差を除去することを特徴とする、活線ケーブル絶縁劣化診断装置。

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