特許
J-GLOBAL ID:200903014309642607
熱間圧延鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-220743
公開番号(公開出願番号):特開平9-057347
出願日: 1995年08月29日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 加速冷却鋼板等における冷却不均一に起因する残留応力が座屈臨界応力近傍のときには、出荷判定時に平坦であっても、その後に置き方を変えたときに座屈波が発生する場合がある。このような形状不安定な鋼板を従来の目視による判定では識別し難く、出荷後の不良発生が生じる。【解決手段】 板面温度分布から空冷後に生じる鋼板の残留応力σact (-) を求め、この残留応力をもとに算出される座屈臨界応力σcr(-) と比較して、鋼板が座屈するか否かを判定する。さらに、座屈すると判定された鋼板について、冷間レベラでの各加工条件での矯正後の残留応力σact af(-) を各々算出すると共に、各残留応力をもとに鋼板が座屈するか否かをそれぞれ判定し、座屈が発生しない条件を冷間レベラに設定して鋼板に矯正加工を施す。これにより、鋼板の残留応力に起因する座屈の発生を確実に抑制できる。
請求項(抜粋):
加速冷却設備あるいは熱間矯正機出側で鋼板の板面温度分布を測定する温度測定手段と、鋼板の残留応力を制御すべく鋼板に矯正加工を施す冷間レベラとを設け、空冷後に生じる鋼板の残留応力を上記板面温度分布に基づいて算出する第1ステップと、上記残留応力をもとに鋼板が座屈するか否かを判定する第2ステップと、座屈すると判定された鋼板について、冷間レベラにおける各加工条件での矯正後の残留応力を各々算出すると共に各残留応力をもとに鋼板が座屈するか否かをそれぞれ判定する第3ステップと、鋼板の座屈が発生しない加工条件を冷間レベラに設定して鋼板に矯正加工を施す第4ステップとを有することを特徴とする熱間圧延鋼板の製造方法。
IPC (3件):
B21D 1/05
, B21B 37/00 BBL
, B21B 37/28
FI (3件):
B21D 1/05 G
, B21B 37/00 BBL
, B21B 37/00 116 Z
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