特許
J-GLOBAL ID:200903014312437682

細胞特異的cDNAの分離法及びライブラリー作製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西川 繁明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-215395
公開番号(公開出願番号):特開平6-038760
出願日: 1992年07月21日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 特定の細胞に特異的なサブトラクトcDNAライブラリーを高精度かつ効率的に作製することができる細胞特異的cDNAの分離法、及びcDNAライブラリーの作製法を提供する。【構成】 細胞Aで発現しているmRNAよりラベル化プライマーを用いてmRNAに相補的なラベル化cDNAを合成した後、該ラベル化cDNAをラベル部分と特異的に結合する分離用粒子と結合させて分離するステップ1、同様にして細胞Bで発現しているmRNAよりラベル化cDNAを合成し、分離用粒子と結合させた後、該cDNAに相補的なDNAを合成し、DNAのみを回収するステップ2、ステップ1の分離用粒子・ラベル化cDNA複合体とステップ2で回収したDNAとを混合して、ハイブリダイズさせるステップ3の各ステップを含む細胞特異的cDNAの分離法。
請求項(抜粋):
異なる2種以上の細胞で発現している遺伝子間で差し引きを行い、細胞特異的に発現している遺伝子を分離する方法であって、(1)細胞Aで発現しているmRNAよりラベル化プライマーを用いて該mRNAに相補的なラベル化cDNAを合成し、次いで、該ラベル化cDNAをラベル部分と特異的に結合する分離用粒子と結合させて、生成した分離用粒子・ラベル化cDNA複合体を特異的に分離するステップ1、(2)細胞Bで発現しているmRNAよりラベル化プライマーを用いて該mRNAに相補的なラベル化cDNAを合成し、次いで、該ラベル化cDNAをラベル部分と特異的に結合する分離用粒子と結合させた後、該cDNAに相補的なDNAを新たに合成し、合成されたDNAのみを回収するステップ2、(3)ステップ1で得られた分離用粒子・ラベル化cDNA複合体とステップ2で回収したDNAとを混合して、ハイブリダイズさせるステップ3、及び(4)ステップ3でハイブリダイズしなかった細胞B由来のDNAを回収するステップ4、の各ステップを含むことを特徴とする特定の細胞に特異的なcDNAの分離法。
IPC (2件):
C12N 15/10 ,  C12N 15/11

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