特許
J-GLOBAL ID:200903014316295556

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-021449
公開番号(公開出願番号):特開平7-229433
出願日: 1994年02月18日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 リーンNOx触媒と三元触媒を備える内燃機関において、NOxの浄化を良好に行うことを目的とする。【構成】 冷却水温度Twと吸入空気量Qaに対応する空燃比フィードバック制御のスライスレベルSLを演算する(P7)。O2 センサの出力VO2 とスライスレベルSLとを比較し(P8)、VO2 >SLであれば、αn n-1 -Δαを演算する(P9)。P8でVO2 ≦SLと判定されると、αn n-1 +Δαを演算する(P10)。このように、冷却水温度Tw、吸入空気量Qaというパラメータに基づいて、リーンNOx触媒がHCを吸着する度合いを推定し、推定されたリーンNOx触媒のHC吸着度合いに基づいて、このHC吸着度合いが高くなる程エンジンの空燃比がリッチ空燃比となるようにスライスレベルSLが修正される結果、三元触媒での空燃比を理論空燃比に戻すことができ、三元触媒のNOx転換効率が低下することなく維持され、三元触媒出口のNOx濃度は低下し、NOx化物発生量が低減される。
請求項(抜粋):
機関の排気通路に設けられ、排気中の炭化水素を用いて排気中の窒素酸化物を希薄空燃比雰囲気下で浄化処理する第1の触媒と、前記第1の触媒の下流側排気通路に設けられ、排気中の炭化水素と一酸化炭素と窒素酸化物とを理論空燃比雰囲気下で浄化処理する第2の触媒と、前記第1の触媒の上流側排気通路に設けられ、排気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、検出された排気空燃比に基づいて、機関の空燃比を理論空燃比近傍に制御する空燃比制御手段と、機関の運転条件を検出する運転条件検出手段と、前記運転条件検出手段により検出された運転条件に基づいて第1の触媒が炭化水素を吸着し易い状態を判定する判定手段と、前記判定手段により第1の触媒が炭化水素を吸着し易い状態が判定された際に、機関の空燃比が過濃空燃比となるように前記空燃比制御手段による空燃比制御を修正する修正手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (8件):
F02D 41/04 305 ,  F01N 3/08 ZAB ,  F01N 3/24 ZAB ,  F01N 3/24 ,  F01N 3/28 ZAB ,  F01N 3/28 301 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00

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